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カリフラワーのピクルス

本日の東京多摩地区ははほとんど散った・・・儚いね。

花芽や花蕾を食べる野菜は人気がある。

カリフラワーも、あのブロッコリーも、粒々の塊は全部花芽(蕾)なのだ。

だからカリフラワーは、別名“花キャベツ”とも言う。1633

アブラナ科のケールが元々の原種である。

アブラナ科は交雑性が強く、ケールはその変異種であるキャベツと交雑し様々な植物を生み出した。

カリフラワーも、たまたま見つけた茎と花蕾(からい)が肥大化した、野生キャベツの変異種を栽培したと言われる。

地中海沿岸が原産地。

茎と蕾の白色はアルビノによると考えられている。

これらハナヤサイの長所は、癖がなく、仄かな甘味があること。

和・洋・中華ほか、どんな料理にも使いやすく、子供にも好き嫌いが少ない。

ビタミンB1・B2・Cなどのビタミン類が豊富。食物繊維も多く、大腸ガンや成人病の予防効果も期待できる。

白くて、蕾が硬く、重量感のあるもので、残っている外葉が枯れかけていないものがいい。

思ったよりアクが強いので、下茹での湯に酢や小麦粉を少し入れると、白くサクッと茹で上がる。

サラダ、グラタン、酢の物、和え物、炒め物やスープ、カレーなどに使う。

ピクルスなどにしておくと、サラダやカレー、ソテーなどの添え物に重宝。

卵や粉チーズを溶き入れた衣で、フリッター風に揚げると、子供でも喜んで食べる。

カリフラワーのピクルス1638

  • 小房に分けたカリフラワーと、彩りの人参などは茹でておく。
  • 鍋に水(200cc)、塩(小1)、砂糖(小2)と、ローリエ(2枚)、粗引き黒胡椒(小3/4)、クローブ(5~6粒)を入れてひと煮立ちさせ、調味料が溶けて冷めたら酢(70cc)を加える。
  • 液にカリフラワーなどを漬け込んで、2時間以上経てば食べられる。

※初夏に向かって、ピクルスは作っておきたい一つ。

添え物としてだけではなく、これでワインやビールを飲むのがいけるのだ。

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《ば~ばの食べ物事典》を作りました。ご参考になれば幸甚。

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