カリフラワーのピクルス
本日の東京多摩地区は、
はほとんど散った・・・儚いね。
花芽や花蕾を食べる野菜は人気がある。
カリフラワーも、あのブロッコリーも、粒々の塊は全部花芽(蕾)なのだ。
アブラナ科のケールが元々の原種である。
アブラナ科は交雑性が強く、ケールはその変異種であるキャベツと交雑し様々な植物を生み出した。
カリフラワーも、たまたま見つけた茎と花蕾(からい)が肥大化した、野生キャベツの変異種を栽培したと言われる。
地中海沿岸が原産地。
茎と蕾の白色はアルビノによると考えられている。
これらハナヤサイの長所は、癖がなく、仄かな甘味があること。
和・洋・中華ほか、どんな料理にも使いやすく、子供にも好き嫌いが少ない。
ビタミンB1・B2・Cなどのビタミン類が豊富。食物繊維も多く、大腸ガンや成人病の予防効果も期待できる。
白くて、蕾が硬く、重量感のあるもので、残っている外葉が枯れかけていないものがいい。
思ったよりアクが強いので、下茹での湯に酢や小麦粉を少し入れると、白くサクッと茹で上がる。
サラダ、グラタン、酢の物、和え物、炒め物やスープ、カレーなどに使う。
ピクルスなどにしておくと、サラダやカレー、ソテーなどの添え物に重宝。
卵や粉チーズを溶き入れた衣で、フリッター風に揚げると、子供でも喜んで食べる。
- 小房に分けたカリフラワーと、彩りの人参などは茹でておく。
- 鍋に水(200cc)、塩(小1)、砂糖(小2)と、ローリエ(2枚)、粗引き黒胡椒(小3/4)、クローブ(5~6粒)を入れてひと煮立ちさせ、調味料が溶けて冷めたら酢(70cc)を加える。
- 液にカリフラワーなどを漬け込んで、2時間以上経てば食べられる。
※初夏に向かって、ピクルスは作っておきたい一つ。
添え物としてだけではなく、これでワインやビールを飲むのがいけるのだ。
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《ば~ばの食べ物事典》を作りました。ご参考になれば幸甚。
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