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2008年4月26日 (土)

桜海老と大根の炒め物

この季節ならではの、生もしくは釜揚げの“桜海老”。1888_3

身そのも のは透明なのだが、甲(殻)に赤色の色素を多く持っているので、体色が透き通ったピンク色に見える。

“桜海老”の名はこの色に由来する。

また、主要な漁期が4~6月で、桜の季節とバッティングしているのも名のイメージになる。

そんな名のイメージからも、旬は春・・・と思われている。

が、実は6月11日~9月30日までは禁漁になっているが、10月~11月にも漁期があるのだ。

エビ目サクラエビ科の小型エビで、駿河湾と近接する東京湾、相模湾に棲息するが、漁獲対象になっているのは駿河湾だけだ。

その水揚げも、静岡・由井漁港と大井川漁港が中心。

深海の中層辺りを群れを成して泳いでいるが、昼間は水深20センチ程度まで浮上してくる。

駿河湾のサクラエビは宇治川、大井川、安部川の淡水が混入する河口付近に群れる。

これを狙い、由比、大井川、蒲原の漁師が船を出すのだ。

memopencil

深海性のサクラエビが如何にして発見されたかは、一つの伝説になっている。

明治27年、駿河湾由比の二人の漁師がいつものように夜間のアジ漁に出た。漁場に着いて網を下ろしたが、うっかり、浮き樽を付けるのを忘れたのだとか・・・・・。

網は海深く沈み、これに気付いた漁師が、あわてて網を引き上げたところ、何と大量の見たこともない小エビがぎっしり入っていた。

これがサクラエビの発見になったわけだ。

生の桜海老は、静岡県中部の市場以外ではなかなか手に入り難い。

一般的には、釜揚げか干し海老として出回る。433_2 385_3

生なら刺身のように山葵醤油で食べたり、丼飯に乗せるのもいい。

釜揚げも生に近い食べ方で・・・素揚げや掻き揚げも美味しい。

干し 海老には、生とはまた違う独特の香り・食感・味わいがあり、お好み焼きや掻き揚げに使う。

memorestaurant桜海老と大根の炒め物(2人分)400

  1. 大根(1/4本)は短冊切りにして、塩少々で揉み、水気を絞っておく。
  2. 干し桜海老は、料理の前に軽く空煎りして使うと香りが断然良くなる。
  3. 中華鍋かフライパンに胡麻油(大1/2)を熱し、2の桜海老(20gくらい)を入れ、1を加えて炒めていく。
  4. 塩・胡椒各少々で調味し、葱(1/4本)の小口切りを加えて、ザッと炒め合わせる。

※これで料理と言えるのか!、と言われそうだが、簡単で美味しい肴になる。

いくらでも食べられちゃう。

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《ば~ばの食べ物事典》を作りました。ご参考になれば幸甚。

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