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2008年5月 1日 (木)

洋食の歴史(1)・カツレツ

restaurant今日から、日本独自の味として親しまれる《洋食》を幾つか取り上げる。

drama文明開化がもたらした《洋食》、ハイカラといわれた懐かしい味のルーツはsign02

shine意外な発展で、すっかり日本の定食になった《洋食》の歴史。

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その1、カツレツ、略して「カツ」。1721

(↑チーズを挟んだビーフカツレツ)1489

(↑チキンカツレツ

肉に、小麦粉~溶き卵~パン粉を付けて油で揚げたもの。

ビーフ(taurus)、ポーク(pig)、チキン(chickの親)などがある。

中でもポークが一般的・・・つまり“トンカツ”だ。

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カツレツの語源は、カットレット(英)もしくはコートレット(仏)と言われる。

どちらもパン粉を塗した肉の網焼き or バター焼きのことで、日本のカツレツとはちょっと趣が違う。

明治5年に出版された『西洋料理通』に、「ホールクコットレット」という料理が紹介されているが、一説ではこれが日本で最初のカツレツとしている。

ただ、読めば分かるが、どうみてもこれはポークソテーだろう。

memopencil

カツレツは、西洋料理のカットレット(or コートレット)が「カツレツ」と呼ばれた時点で、すでに日本の洋食に生まれ変わったのだ。

それは明治28年、東京・銀座の【煉瓦亭】が編み出した新調理法に拠って誕生flair

一枚ずつ焼いて仕上げていたコートレットを、日本の天婦羅を揚げるように揚げてみた。

すると手間要らずで出来上がりも早い。

そこに刻んだキャベツを添えてみたら、なんと食べやすい上に、見た目も西洋風。

フライ式のポークカツレツの誕生・・・これがカツレツの原型と言われる。

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文明開化で、日本人は一気に牛肉に馴染んだ。

ところで、豚肉にも急速に馴染んだのはなぜかsign02

それは日本人が米飯を主食にしていたからである。

天婦羅風に揚げた豚肉にウスターソース+生キャベツ・・・これが思いがけず米飯にピッタリだったのだ。

この相性の良さが、間もなく「カツ丼」という定番料理に結びついた。1669

(↑カツ丼)

heart卵で閉じたカツ丼の他、ソースカツ丼、味噌カツ丼など特色あるカツ丼が生み出されてきた。

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《ば~ばの食べ物事典》を作りました。ご参考になれば幸甚。

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