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山菜の瓶詰め、その1・ミズ

2478四季を問わず、山菜が要るときに要るだけ使えるのは嬉しい。

そんな嬉しい山菜の瓶詰めを青森のJ子さんが送ってくれた。

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山菜を保存するための加工は、かつては干すか塩漬けするかだった。

それが今では、瓶詰めでも缶詰でも、地域の加工所で手頃な料金でやってくれる。

もちろん、自分で詰める人もいるのだが、長く安全に保存するには専門の加工所に頼むのが一番らしい。

この保存法なら干すより、塩漬けするより長期間の保存が可能で、なにしろ茹でただけでいいのだから、後々の料理に使い易い。

2477旬の美味しさをキープしたまま、約2~3年間も保存が可能だそうだ。

手間要らずで、思いついたらいつでも使える重宝さ。

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今日はその中から渓流の美味“ミズ”の瓶を開けた。

ミズ(ミズナとも言う)は、深山渓谷の沢の両側に密集して生えている山菜だ。786

ウワバミ(大きな蛇)の出そうな奥深い渓谷に生えるから、“ウワバミソウ”と言われる。

5月下旬から6月が、柔らかくていいと言うが、秋田・青森では6月から7月上旬が美味しい。

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ミズ炒め2566

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すでに茹でてあるので、瓶からあけたら油揚げなどと一緒に炒めるだけ。

シャキシャキした歯触りは残っていて、噛むと少し粘りを感じる特性もそのまま。

忙しい時や、急にもう一品欲しい時に助かる。

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富士通Azbyclub「プラチナブロ」殿堂(08・5)入り

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改訂《ば~ばの食べ物事典》を作りました。ご参考になれば幸甚。

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