モズク雑炊
(・∀・)イイ~! (^Д^)
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海雲と書いて“モズク”と読む。
波にユラユラと雲のように煙って見えるのだろうか。
沖縄が主流だが、三陸から青森、日本海の細いモズク(糸モズク)は通人に定評がある。
写真の左が沖縄産、右が日本海産。
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糸モズクは、この細さと、シャキッ・コリッ・ツルッ・・・の食感がたまらなくいい。
どちらのモズクも、トロリと喉に流れ込む磯の香りで、好む人が多い。
塩蔵品や乾燥品の普及で、今では一年中食べられるが、冬から春にかけてが繁茂期。
太平洋側では2~3月、日本海側では5~7月に収穫される。
つまり生の新物が一番美味しい時期だ。
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洗ったモズクに下ろし生姜を添えて酢の物にすることが多い。
オクラ、長芋などネバネバの組み合わせが流行っている。
モズク納豆も粘っこさがなかなかだ。
烏賊や蛸、鮪など魚介との組み合わせもいける。
汁の実、天婦羅、雑炊もなかなか美味しいものだ。
❤かの魯山人も“モズク”雑炊が好物だったと、秘書だった平野雅章先生は仰っていた。
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- 飯(300g)を使うが、一度水洗いして笊でよく水切りをして使う。
- 700ccの出汁を煮立て、塩少々で調味。
- 水洗いしたご飯を入れ、弱火でフツフツと煮る(固さは好み)。
- 米粒の形が壊れないうちに、洗って刻んだモズクと薄口醤油(小1)を加える。
- モズク(50~80g)をひと混ぜし、溶き卵を回し入れて火を止める。
- 刻んだ三つ葉(青紫蘇や万能葱でも)を散らす。
- 下ろし生姜汁を数滴垂らして食べる(針生姜を散らすのもいい)。
※好みで、ナメコやアラレ(お茶漬け用)を加えるのもいい。また卵でとじない雑炊もシンプルで美味しい。
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富士通Azbyclub「プラチナブログ」殿堂(08・5)入り
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改訂《ば~ばの食べ物事典》を作りました。ご参考になれば幸甚。
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