沖縄特産・海ぶどう
さんくす♪(o ̄∇ ̄)/
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息子嫁の父親は沖縄出身で、沖縄には大勢の親戚縁者がいる。
だから、けっこう沖縄の特産品を送ってくれるらしい。
月曜日はランチに呼ばれて行って『海ぶどう』をご馳走になってきたが、帰りには少し持たせてくれた。
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海ぶどうと言われるのは、学名・クビレズタ(括れ蔦)のことで、イワズタ科イワズタ属に属する海藻だ。
沖縄では、海ぶどうやグリ-ンキャビアと呼ばれて食用にされる。
日本の南西諸島や、東南アジア、オセアニア等に分布、浅海域の砂地に生育する。
長さ2~5m程度まで成長する。
蔓(ランナー)を伸ばし、その途中から直立する茎が生える。
この直立する茎に球状の小枝(葉のような形状)が密生して、これが食用になる。
この球状の小枝が「海ぶどう」の由来になっている。
また、和名のクビレズタは、直立する茎と小枝の間がくびれていることから。
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沖縄では、昔から食べられている海藻で、生で、醤油や三杯酢等に浸しながらタレ浸食べる。
調味液に長く浸すと、プチプチとした食感をもたらす粒状の部分がしぼんでしまうので、食べる直前にタレに浸すのがいい。
また低温に弱く、冷蔵庫で保存すると萎んでしまう。
昨今の沖縄では養殖が行われていて、かつてに比べて入手しやすくなっている。
海水水槽で観賞用に栽培されることもあるそうだ。
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海ぶどうは、氷水でサッと水洗いすると、ぷちぷち感が増して歯ごたえを楽しめる。
そのまま食べても美味しいが、さしみ醤油や三倍酢、好みのドレッシングなどをつけて食べる。
マヨネーズも案外合うし、丼にしてもいける。
口の中で磯の香りがパァ~ッと広がり、沖縄のちゅら海を彷彿とさせる。
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