鮭と昆布の重ね煮
(*^ー゚)bグッジョブ!!
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11月11日は「鮭の日」。
鮭は魚偏に圭と書く・・・この圭は土と土の重なり・・・土は十一に分解できる。
もって回ったが、つまり、十一が重なる日の今日が「鮭の日」になったというわけだ。
これは、鮭の遡上で知られる村上市が、昭和62年に制定して始めたもので、平成15年からは全国的な記念日になった。
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鮭と昆布の相性は抜群にいい。
この組み合わせはよく“鮭の昆布巻き”として料理される。
正月のお節に欠かせない昆布巻きは、関西では身欠きニシンを使うが、日本海側~東北・北海道では鮭を使うことが多い。
その昆布巻きより、もう少し豪勢に見える“鮭と昆布の重ね煮”。
普通に重ねてはこれだけの階層は出来ない・・・これはの数枚の昆布の間に鮭と昆布を挟み、煮込んでから切り分けて四列くっ付けた(偽装重ね?)。
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圧力鍋なら、ぶつきりした鮭を骨ごと重ねても大丈夫。
昆布は巻かずに使うから柔らかく戻す必要は無い。
☆此処では普通の鍋での煮方を紹介するが、圧力鍋を使う場合はその鍋に見合った時間設定をして欲しい。
- 厚手の昆布(15~18cm角2枚)、薄手の昆布(15~18cm角2~3枚)を用意。
- 鮭(生4半身皮無し)は、圧力鍋があれば骨付きでも構わないが、普通の鍋なら中骨は取る。
- 鮭は適度の厚さと大きさに切り削いで、3等分くらいに分けておく。
- 厚手の昆布は外側にして、1と3を重ねる。
- 出汁(200cc)、酒(200cc)、味醂(大4)、砂糖(大10)、醤油(大6~7)
- 鍋にあれば竹皮(クッキングシートでも)を敷き、4を並べ、5を注いで、落とし蓋をして弱火で1時間以上煮る。
- 煮汁をかけ回しながら、さらに20分ほど煮含める。
中骨付きの鮭を圧力鍋で煮る場合は、圧力鍋によって加熱時間などが変わるので、その鍋に見合ったダイヤル設定にしてほしい。
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富士通Azbyclub「プラチナブログ」殿堂(08・5)入り
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改訂《ば~ばの食べ物事典》を作りました。ご参考になれば幸甚。
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