冬至はカボチャと蜆
;:゙;`(゚∀゚)`;:゙
.
今日は“冬至”、冬も本番になる。
冬至には、南瓜(カボチャ)と蜆(シジミ)を食べて柚子湯に入る・・・昔からの言い伝え。
寒さを感じる時季でもあり、あったかいカボチャ料理を食べ、蜆汁を飲んで、柚子湯に浸かって寝よう。
.
蜆貝が肝機能を向上させるとは、広く知られている。
蜆貝は良質の蛋白質を含み、ビタミンB郡が豊富で肝臓の健康に効果がある。
とくに夏バテ回復にいいと昔から言われてきた。
『土用蜆は腹薬』と信じられて、鰻とともに“土用”に欠かせない食材だと言われていた。
.
しかし、実は、美味しさの点では、“土用蜆”より“寒蜆”に軍配が上がる。
淡水、または汽水産の2枚貝で、全国的には何処の河川や湖でも採れる。
泥地のものは黒っぽくて大粒、砂地のものは茶色っぽくて小粒・・・味は砂地物の方がいいとされる。
真水に漬け、水を換えながら一晩ほど砂を吐かせる。
.
- 蜆(200g)はたっぷりの水で揉み洗いし、水気を切る。
- 鍋に酒(25cc)と水(275cc)を沸騰させ、蜆を入れてアクをすくい、口が開いたら貝を取り出す。
- あとの汁に味噌(大2)を溶き入れて火を止める。
- 椀に2の貝を入れて3の汁を注ぎ、小口切りの分葱(万能葱でも)を散らす。
多くの方は貝を水から煮始めるが、鮮度のいい貝は熱湯からがいい。
沸騰した湯に貝を入れると、瞬時に貝が開き、身離れがいいのだ。
煮過ぎると身が固くなるので、貝が開いたら直ぐに取り出して、鍋に味噌を溶かしひと煮立ちさせ貝を戻す。
薬味には粉山椒も合う。
.
ちなみに、ん×2の食べ物も冬至に食べると縁起がいいと言われる。
いんげん、かんてん、きんかん、ぎんなん、なんきん(カボチャ)、にんじん、ぽんかん、れんこん・・・。
素材そのものではないけれど、あんぱん、あんまん、うんどん(ウドン)、かんぱん・・・何ていうのもありなのかなぁ。
みなさん、他に何か思いつくものは無いかしら~
.
・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆
富士通Azbyclub「プラチナブログ」殿堂(08・5)入り
.
改訂《ば~ばの食べ物事典》を作りました。ご参考になれば幸甚。
最近のコメント