ルバーブのジャム
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先日、三鷹の【ワークショップ・ハーモニー】で買ってきた「ルバーブジャム」。
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ルバーブはシベリア南部が原産で、ボルガ河「ル」の沿岸に野生していたことが名の由来といわれる。
別名はショクヨウダイオウ、パイノキなど。
葉は茎の下方(茎の生え際)からたくさん出て、葉柄は半円筒形で長さ50~60cm、直径2~3cmほど。
葉色は緑から赤まで多様で、同一株でも葉柄によって少しずつ違って、基部に近いほど赤みを帯びている。
6月~7月頃、球形の花芽をつけ後には白色の小花を密につける。
3角形の種子が出来るがで、一般に種子と呼ばれるのは果実で、その中に1個、本当の種子が入っている。
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この果実を食べるのだが、ルバーブ愛好者のなかには葉を食べる人が多い。
食用にする葉茎は一部が紅色で、その長さ50~60cmに伸び、茎肉はフキのように厚く充実した感じがする。
フキのような野菜のような、不思議な植物で、蓼(たで)科のイタドリの仲間。
デパ地下のジャム売り場でも、ルバーブのジャムはあまりみかけないが、欧州では砂糖漬けやジャムにして使われることが多いルバーブ。
ジャムはティースプーン2杯くらいを牛乳または水(100cc)に溶き混ぜて飲んだり、ヨーグルトと一緒に食べたりすると快腸効果があるようだ。
アイスクリームに混ぜても美味しい。
また、ハムや肉類(例えばボイルしたタン)にソースとして使い、肉類の臭みや脂っこさを和らげることもできる。
アンズに似た独特の香気と、青リンゴより強い酸味があり、欧米人に好まれる。
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ルバーブの栽培は起源前3,000年頃からと思われ、最も古い栽培植物の一つといわれる。
中世以降はヨ-ロッパ各国で薬用にされたが、現在ではサラダ、ジャム、パイ、ゼリーに加工され、時にはシチューに入れたり、砂糖漬けにされる。
日本へは明治以後に渡来したが、自家用として僅かに栽培されている程度だ。
薬用としては緩下作用があるので、サラダとして食べると自然な快便が得られる。
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ルバーブの芽には軽い毒があるので食べられないから要注意。
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