アホエンオリーブ油
m9(^Д^)プギャー
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ニンニクの香りを移したオリーブ油は『アホエンオリーブ油』という。
本来は、オリーブ油の中に生ニンニクを入れて低温(80℃くらい)で加熱して作る。
生のニンニクにはアリシンが含まれるが、これは低温加熱によってアホエンに変化する。
アホエンはアリシンの栄養成分を引き継ぎ、なおアリシンより体内での効用が安定して長続き。
あの独特な臭いも消えて、胃も荒らさず、1984年には血小板凝集抑制作用があるとして話題になった。
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エキストラバージンオリーブオイルとニンニクの相性がいいのは、イタリア料理を知れば納得いく。
イタリア料理で、パスタや炒め物料理を作る時は、フライパンにオリーブ油とニンニクを入れ、弱火でじっくり加熱するが、これはただ味の相性がいいからというだけではなく、アホエンの効果を引き出す知恵でもあったと考えられる。
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ただ、乾燥品と言っても、あのブランドニンニク「田子ニンニク」だから高級品。
製造段階で温風乾燥しているので、低温加熱済みじゃないのかなぁ~。
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数週間経つと、オリーブ油もいい香りになったが、乾燥ニンニクも柔らかくなって、このニンニクは料理に重宝しそうだ。
ただし、アホエンという成分は熱に弱く、100℃を超えると壊れてしまう。
だから、オイルは加熱せずに直接使うことがお勧め・・・たとえば、
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改訂《ば~ばの食べ物事典》を作りました。ご参考になれば幸甚。
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