真鱈のレンジ蒸し
マダァ-? (・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン
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冬は鱈の季節。
魚偏に雪、と書いて“鱈”、北国は一面の雪景色で、真鱈の季節。
ここで言う鱈は、スケトウタラ(助宗鱈とも)ではなく“真鱈”、その身が雪のように白いことと、雪に季節が旬だから付いた名だ。
真鱈の別名は大口魚。ガバッと開けた口は体径ほどもある。その大きな口で、腹の皮がはち切れるほど大食する。
だから、大食いすることを「鱈腹食う」と言うのだ。
鮮度の良い身は、その淡白さを活かして、刺身や昆布締めにすると美味しい。
しかし、漁場から遠い土地や、都市部では、そこまで新鮮な身は入手し難く、切り身を買うことが多いので、ちり鍋、ムニエル、フライ、味噌付け焼きや塩焼きにするのが一般的。
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真っ白な身が淡白で美味しいのは言うまでも無いが、真鱈はその卵巣や精巣(白子)が珍重される。どちらもかなりの美味だ。
“真鱈”の白子は、《菊子》とか《雲子》と呼ばれて、魚の白子としては河豚に次いで珍重される。
いろんな鱈料理と卵の使い方などもご参考までに。
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- 薄塩真鱈(2切れ)は3つくらいに切り分ける。
- 器に1cm幅に切った昆布を適宜敷き、薄く切った大根(白菜などでも)を数枚並べ、その上に1を並べる。
- 2に、千切りにした人参、生姜、柚子を適宜散らして、斜め切りの葱を乗せ、酒を少々振り掛ける。
- ラップをかけて、電子レンジ(600W)で2分ほどチン。
- レモン汁をかけて食べる。
☆生の鱈で蒸した場合は、ポン酢でどうぞ。
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富士通Azbyclub「プラチナブログ」殿堂(08・5)入り
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改訂《ば~ばの食べ物事典》を作りました。ご参考になれば幸甚。
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