ふぐ皮とキュウリのポン酢
(*^m^)ヾ(´ε`*)ゝ エヘヘ
.
とらふぐは、テッサやテッチリで美味しい身を賞味する。
その上身を取った皮の湯引きがまたコリコリして旨い、しかもコラーゲンたっぷり~。
『トラは死んでも皮を残す』と言われるが、とらふぐが残す皮は旨いのだ~!
このふぐ皮は三層に処理されるが、これにはかなりの技術が必要だそうだ。
なにしろ、たいして厚くもない皮の三層を一層毎に剥がしているのだから。
三層は剥くとそれぞれに呼び方がある。
一番外の皮=シャミ皮(ザラザラした皮)
真ん中の皮=本皮(プリプリした皮)
.
シャミ皮の食感はさほどいいとはいえないが、ザラザラしたシャミ皮を食べられるように酢酸で加工処理される。
本皮は、ゼラチン質のモチモチとした食感が味わえる皮。
加熱すると2~3秒でとける透明の皮とプリプリの半透明の皮のからなっている。
食べて一番美味しいのはこの本皮部分だ。
そして、さらに身皮は、ふぐの身が少しばかり付いた皮。
.
たかが、ふぐの皮だが、加工処理の仕方やシャミ皮を入れるかどうかで値段が変わる。
シャミ皮を使ったふぐ皮と、本皮だけを使ったのふぐ皮では値段に大きな開きがあるという。
当然、本皮だけのふぐ皮のほうが高級品だが、一般に売られているのはたいていシャミ皮が混じっている。
.
ふぐ皮は細切りして熱湯にサッとくぐらせ(長く茹でると本皮が解けだす)水気を切る。
.
キュウリの薄切りは軽く塩揉みして水で流し、水気を絞る。
柚子皮を散らし、紅葉おろしを乗せ、ポン酢で食べる。
.
・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆
富士通Azbyclub「プラチナブログ」殿堂(08・5)入り
.
改訂《ば~ばの食べ物事典》を作りました。ご参考になれば幸甚。
最近のコメント