蓮根と豚肉胡麻和え&蓮根きんぴら
さんくす♪(o ̄∇ ̄)/
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7日の銀座【さるじゅ】での新年会に参加してくださった『かわやなぎこたつ』のかわやなぎさんが、蓮根をお土産に持って来てくださった。
ご実家が蓮根生産農家だとのことで、一般市場にはなかなか出ない、柔らかで食感がいい先端部ばかりだ。
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顔から頭まで泥んこになって蓮根を掘る作業は、なかなか骨の折れる重労働。
蓮根は美しい花を観賞し、実も食べられる。その上、地下茎(蓮根)も美味しく食べられるため、大昔から栽培されていた。
栽培される蓮田によって、多少の違いはあるが、一般的に乳白色でよくふくらんだ節が美味。
黄色や褐色のものも避けた方がいい。
皮を剥いたら、アク止めに薄い酢水に入れ、こまめに水を替える。
五目寿司の具、精進揚げ、酢の物、キンピラ、煮物などにするが、煮物は一度炒めてからの方が味が浸みコクがでる。
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- 蓮根(100gくらい)は、皮を剥いて薄い輪切りにし、鍋に入れてヒタヒタの水で、程よい硬さに茹でてザルに上げて水気を切る。
- 和え衣=白胡麻(大2弱)を擂鉢でよく摺り、薄口醤油と酢(各大0,5)、砂糖と溶き芥子(各少々)を加えてよく摺り混ぜる。
- 豚肉(しゃぶしゃぶ用の薄切り・100g)は、熱湯に1枚ずつ入れて色が変わったらすぐに引き上げ、熱いうちに2で和える。
- 3に、1を2~3回に分けて加え、蓮根が割れないようにヘラで和え混ぜる。
- 器に盛ったら小口切りの万能葱(適宜)を散らす。
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蓮根は『見通しがきく』と言うことから、正月のお節料理や、祝い事の料理に使われる。
平均すると10個ほどの穴は、火の通りもいい上に、盛り付けて面白く微笑ましい形が絵になる。
蓮は大昔、華麗で優美な花を愛でる観賞用だった。
極楽浄土に咲く花とされ、仏教と関わりが深く、往生した人は浄土で蓮の台に座すと言われた。
だから、いまでも盂蘭盆会には、蓮の葉に食べ物を乗せて、仏前に供える風習が残っている。
花・実・葉・根とすべて食用になり、根は澱粉が豊富だがビタミンCも多い。
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富士通Azbyclub「プラチナブログ」殿堂(08・5)入り
改訂《ば~ばの食べ物事典》を作りました。ご参考になれば幸甚。
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