ビーフストロガノフ(ロシア料理)
( ´_ゝ`)フーン
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年に何度かは記念日(食べ物に関するもの)がやけに多く並ぶ日がある。
3月8日もいろんな食べ物の記念日になっている。
①たとえば『鯖すしの日』・・・言わずもがな、3と8で‘さば=鯖’の語呂合わせから。
滋賀県木ノ本町の北国街道(第二の鯖街道)沿いにある、創業100年を数える老舗のすし店「すし慶」が制定したという。
この店は初代より「鯖の棒すし」を作り続けて知られた老舗
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②『さやえんどうの日』 も、3と8で‘さや’の語呂あわせから。
さやえんどうの主産県である和歌山県の農業協同組合連合会が制定。
和歌山県では3月にハウスのさやえんどうが最盛期となることから、収穫の恵を喜び、消費者に和歌山県のさやえんどうの美味しさをPRするのが目的。
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③『サワークリームの日』 、これも語呂合わせ3+8=サワー。
乳製品製造販売の中沢フーズ株式会社が制定した日。
フレッシュクリームを乳酸菌で発酵させたさわやかな酸味のサワークリームを、多くの人に味わってもらうのが目的。
サワークリームは肉料理やシチューなど、料理の味をひきたてるのによく使われ、特にロシア料理のボルシチやビーフストロガノフには不可欠。
ということで、今日はサワークリームを使ってロシア料理。
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- 牛肉(薄切り・300g)は一口大、玉葱(1個)は細切りにする。
- 鍋を温め、バター(大2)を溶かし、玉葱をしんなり透明になるまで炒めて牛肉を加え炒める。
- だいたい火が通ったら、小麦粉(大2)を振り入れて全体に馴染ませ、赤ワイン(大2)を加える。
- 生クリーム(300cc)、サワークリーム(100cc)を入れて混ぜながらひと煮立ちさせる。
- 塩・胡椒・ナツメッグ・おろしニンニク(各少々)で調味し、2~3分煮る。
- 炊きたてご飯(茶碗4杯分)にバター(大4)、微塵切りパセリ(大2~3)を混ぜてバターライスを作り、5をかけて食べる。
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日本のロシア料理店では定番とも言える『ビーフストロガノフ』は、16世紀初め頃にウラル地方で大成功した豪商・ストロガノフ家の家伝の一品であったといわれる。
俗説では、食事と料理が好きな当主が深夜、小腹が空いて起きたものの家人や使用人は全員熟睡。
起こすのもなんだからと、自分で有り合わせの材料で料理を作ってみたら旨かった。
こうして出来た料理が『ビーフストロガノフ』だと言われている。
が、実際は貴族のたしなみと言われた‘開かれた食事会’のために、雇われ料理人が作ったものであるといわれている。
19世紀に帝政ロシアのストロガノフ伯爵のフランス人コック長が広めた。
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