巾着(宝袋)煮
ンマ~ィ( ´艸`)プププ
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巾着(きんちゃく)とは、日本に古来からある小物や手回り品を収納して持ち歩くための袋のこと。
素材は主に布製で、入れ口に紐を通して、その紐で口をしばって携帯する。
巾着の‘巾’とは布巾や頭巾などにも使われるが布切れの意、‘着’は身に着けるの意。
金銭や薬、お守り、印章などを入れて肌身に着けて持ち歩く袋のこと。
一時はすたれかけたが、軽さ、コンパクトさ、様々な利点から、サイズも柄も豊富になってまた多くの人々に愛用されている。
たとえば、小物入れのほか、お弁当袋、コップ入れ、体操着袋と子供たちの周りにも幅広く使われている。
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オーストラリアの土産品の一つに、カンガルーの陰嚢を使った巾着袋がある。
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これは、カンガルーが増えすぎた際に、間引き調整として雄に避妊手術を行った時の産物なのだそうだ。
材料がもともと袋だけに、どこをひっくり返しても縫い目一本無い。
ユニーク性でけっこう人気があるようだが、夫は「男としては正視がキツイです、持ち歩く気になれません」と・・・男性諸氏、眼をそむけないでね。
使うほど柔らかにしなやかになるそうだが、15年を経ていまだに新品のまま~。
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腰に付けることが多いために、権力者などにべったりとくっついている人間のことを「腰巾着」と呼ぶことがある。
また、油揚げで作った袋に具を詰めて煮た料理も巾着と呼ばれる。
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- 油揚げ(3枚)は半分に切って、麺棒などで転がして袋に作りやすくして、熱湯に10分ほど茹でてから水に取り、切り口を下にして絞る。
- 豆腐(1/3丁)は、ザルに乗せてタイラな皿などを重石代わりに水切りする。
- 干し椎茸(3枚)は微温湯で戻し千切り、人参(5cm)と生姜(1/2片)も千切り。
- 白滝(1/2玉)は、洗って食べやすい長さに切る。
- ボウルに2を潰して入れ、3と4、そして豚挽肉(好みでOK=80g)を加えて混ぜ、醤油少々を入れてさらに混ぜる。
- 5を4等分し、1に銀杏1~2個と詰めて口を楊枝で止める。
- 鍋に出汁(300cc)、醤油と酒(各大2)、砂糖と味醂(各大1)を入れて煮立て、6を並べて入れ弱火で15分ほど煮込む。
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富士通Azbyclub「プラチナブログ」殿堂(08・5)入り
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改訂《ば~ばの食べ物事典》を作りました。ご参考になれば幸甚。
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