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2009年3月 1日 (日)

遅ればせながら『おくりびと』

(´ω)ウウ・・・(u_u)

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米アカデミー賞の外国語映画賞に輝いた『おくりびと』を観てきた。

受賞後すぐに行ったのだが、あまりの行列で、しかも当日午前と午後券は完売、それは夜の券入手の列だというので諦めて帰宅。

ネットでチケットの予約を入れて、土曜日の午前の部に夫と行ってきた。Photo

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(画像は‘映画「おくりびと」製作委員会 ’HPより)

主演の本木雅弘さんは、20歳代後半にインド旅行中、現地の人が河原で遺体を焼いてそのまま川に流す光景を目の当たりにして、「日常生活の中に普通に死がある」という強烈な体験をしたそうだ。

そして、さらに15年ほど前一冊の書物に出会ったことで、日本での‘死出の旅立ち’の儀式を知った。

彼が感銘を受けた書物は青木新門著『納棺夫日記』だが、ここから彼の日本人にとっての死を映画として取り上げたい思いが募っていく。

ただ、重い題材であることや、著作者と映画企画者の思いの差・・・など実現には長い歳月がかかった。

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本来は『納棺夫日記』が原作なら、映画のラストにクレジットとして紹介があるはずだが、字幕には何も書かれてはいない。

そこには映画としての企画やシナリオが目指したところと、青木新門氏が思う著書の行き先に違いがあったからだそうだ。

ただ、青木新門氏は映画シナリオとしての作品の良さを理解し、シナリオの土台として著作の内容は自由に使って構わないが、原作&原作者としては名前を出さないとの条件をつけた。

そんないきさつから『おくりびと』というタイトルが考えられた。

青木氏は試写会では『おくりびと』について映画作品としての高い評価をしている。

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映画の内容、ストーリー、また監督や主演者のことは、いろいろなメディアなどで紹介され、かなり多くの方々はすでにご承知だろうし、映画も鑑賞済みだと思うから略す。

主演の本木雅弘さんの納棺の所作は神々しいまでに美しく、死者を敬い遺族への優しい配慮が心を打つ。

助演陣の演技にも感動したが、最後に遺体で画面に出た主人公の父親役・峰岸徹さんは、この撮影のあと間もなく亡くなられ遺体役が遺作になっているのだ。

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一昨年秋に亡くなった母の(生前より)美人に見えた死化粧を思い出し、涙が溢れた。

私個人は、すでに義両親、両親ともに亡くなり、「おくりびと」のお役を果たし、間もなく「おくられびと」になるだろう。

しかし死後は献体~散骨と登録してあるので、葬儀は無用と言ってあるが~。

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改訂《ば~ばの食べ物事典》を作りました。ご参考になれば幸甚。

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