新茶が届いた
☆○o...:**:...o○☆**☆○o...:**:...o○☆
.
同時期にブログを始め、私が初めてアップした初日から、交流していただいている、ナベショーさんは、定年後に美味しいお茶作りを目指している方だ。
今年も、昨年に続き、新茶が出来て【マルミヤ製茶】から販売されたとのことなので、早速注文。
.
ナベショーさんはブログの人気も高くてフアンが多いので、発売2日で完売とのこと。
右が100gr、左は200gr入りの萎調した独特の香り茶。
.
一般的には日本の茶摘は、4月下旬から始まり、一番茶~二番茶~三番茶までを常とする。
中でも、八十八夜(立春から88日目)に摘まれた新芽は、“長命新茶”と呼ばれて珍重される。
新茶の特徴は、旨味成分のテアニンというアミノ酸が多く、甘味と香りが豊かなことだ。
.
茶はツバキ科の常緑灌木で、日本にも原種はあったらしいのだが、使い方を知らなかったようだ。
桓武天皇の頃に、最澄や空海によって、中国(唐)から茶の種が持ち帰られたてから広まったが、それ以後385年ほどして、栄西が茶種と新しい製茶法(現代行われているような方法)を伝えた。
この栄西は、宋への留学で得た、禅と茶と医学の知識体験を『喫茶養生記』(上下2巻)にまとめ、そのことで名を上げ“茶祖”と称されるようになった。
当時から、薬効は知られていたが、近年になり、それは科学的にも立証されている。
.
茶は、ミネラルを豊富に含むアルカリ度の高い飲み物で、体の酸性化を防ぐ。
また、緑茶に多いカフェインは、中枢神経に働きかけ、作業能力や運動能力の向上、疲労回復に効果があるという。
タンニンという成分は、細胞の老化を抑制。
茶のビタミンCは、熱で壊れ難い・・・いいこと尽くめ。
よって、栄西の書に曰く「養生の仙薬、延命の妙術」なる薬効は確かなようだ。
.
新茶の風味を楽しむには、熱湯は禁物で、暫し湯冷ましした60℃くらいの湯がいい。
急須に適量の茶葉を入れ、湯を注いだら、茶葉が開くまでおいて、人数分の茶碗に均等に少量ずつ注ぎ分ける。
.
.
一見、ちょっとバランスが悪くて使い難そうでしょ・・・。
でも、自分の手指に合わせて作ったから持ちやすいし注ぎやすいお気に入り。
.
・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆
富士通Azbyclub「プラチナブログ」殿堂(08・5)入り
.
改訂《ば~ばの食べ物事典》を作りました。ご参考になれば幸甚。
最近のコメント