« 蛸の鰹酒盗和え | トップページ | ハッカ(ペパーミント)飴 »

2009年6月19日 (金)

トマトカップ

(v^)ヤッタネ!!

.

トマトが山積みの箱売りで並ぶ時季はちょっと嬉しい。638

トマトは南米ペルーが原産国で、ペルー語でトマーテ(tomate)。

ほとんどの国は、そのヴァリエーションで、ポルトガル語がトマッチ(tomate)、オランダ語でトマート(tomaat)、スウェーデン語がトモーツ(tomot)。

それなのに、イタリアではポモドーロ(pomodoro)と呼ばれる。

.

イタリア人は、トマトとアイスクリーム(ジェラート)は自国が世界一なんだと信じきっている。

たしかにイタリアのトマトは美味しいし、その生産・消費も世界一だ。

だから、トマトのことを『黄金の果実(実は野菜ですが・・・)』を意味する「Pomodoro」と、愛情を込めて呼ぶのだろう。

その名には、イタリア人の陽気な独断と偏見が現れている。

イタリアでは欠かせぬ調味料・おふくろの味=正に輝ける実なのだ。

.

トマトは16世紀にイタリアに渡ったが、当初は「愛の林檎」と言われて、欲情を刺激すると卑しめられた。Photo

色・艶・形・・・確かにハート、連想が逞しかったのだろう。

(→の絵は、私が描いたイメージ)

学名のリコペルシコン(Lycopersicon)は“狼の桃”を意味する。

赤くて美味しそうだが、食べられたもんじゃないということだろう・・・トマトのヨーロッパデヴューも順調ではなかったのだ。

今では、その赤さの元・リコピンが、もてもて人気だが。

.

日本には明治初年に、玉葱やキャベツなどと一緒に持ち込まれた。

しかし、玉葱やキャベツはすぐに普及したが、トマトは大正時代に入るまで見向きもされなかった。

赤茄子の腐れてゐたるところより 幾程もなき歩みなりけり                                      

斉藤茂吉の名歌集『赤光』に収められた秀作。

明治45年・茂吉30歳の作と言うが、赤茄子(トマト)が食べられることなく、畑で腐ったのだろうか。

美味しはずのトマトも、消費されなければ腐っていくだけ。

トマトの悲惨な歴史を思わせる一首だ。

.

Photo_2 栄養学的にもビタミンCが多く、ビタミンEも含まれる。

さらに、クエン酸やペクチンも含まれるので、肉料理と共に摂ると脂肪の消化を助ける。

昨今は、活性酸素の除去にも効果があるとか言われ、生活習慣病を気にする私達には、なるべく毎日食べたい野菜である。

西洋では『トマトのある家に胃病なし』と言われるが、トマトが健康にいいという認識は、西洋に限らない。

日本にも『トマトが赤くなると医者が青くなる』という諺がある。

母に子に トマト色づき 瑕瑾(かきん)なし  鐘一路

ケチャップやピューレ、ジュースなどに使う加工用トマトには、カロチンも豊富だ。

カロチンは免疫力も高めるが、美肌効果もあるのだ。

日本人、特に女性に不足しがちな鉄分もあり、貧血予防にもなる。

トマト食ぶ 治癒の肌張り 紅さして      照雄

memorestaurantトマトカップ785

.

  • 小さめのトマトを洗い、上1/3ほどを切り落とし、中をくりぬいてカップを作る。
  • キッチンペーパーに15分ほど伏せて中の水気を切る。
  • 切り口に山形の切込みを入れて形を整える。
  • 好みのチーズなどを入れてバジルを飾りガラス器に入れる。

カップごと崩して全部食べよう~!

.

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

crown富士通Azbyclub「プラチナブロ」殿堂(08・5)入りhappy01

.

改訂《ば~ばの食べ物事典》を作りました。ご参考になれば幸甚。

Banner2_30にほんブログ村 料理ブログへ人気blogランキングの応援をして頂けると嬉しいです。

« 蛸の鰹酒盗和え | トップページ | ハッカ(ペパーミント)飴 »

応援してね!

  • 人気ブログランキングへ
2017年3月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
無料ブログはココログ