鮑の肝醤油カルパッチョ風
(*゚▽゚)ノCiao/チャオ
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良質の蛋白質が豊富で、脂肪分を含まないので、動脈硬化の原因を作らない。
漢名では“石決明”と言うが、古来から眼病の妙薬とされている。
鮑を沢山食べると、眼が澄んで綺麗になり、また眼の美しい児が産まれると言う-----母乳の出も良くなるそうだ。
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マダカ、オガイ(黒)、メガイ(赤)、蝦夷鮑などの種類があり、マダカが最も大きくて径25センチに及ぶものもある。
オガイは、色は黒くて肉が硬い・・・が、歯切れはいい、水貝などで食べるのがいい。
メガイは、赤い肌で柔らかいので、酒蒸しや塩蒸しのほか、煮物や揚げ物に使う。
池波正太郎『梅安料理ごよみ』の《鮑の酢貝》では、梅安が行きつけの料理屋【伊勢虎】で
「伊勢虎としては珍しく、鮑の酢貝が出た。
塩で揉んだ鮑の肉を切って酢洗いにし、もりつけてから調味した酢をかけ回し、おろし山葵をそえたのを、「うまい、うまい」梅安は眼をかがやかし、冷酒をのみつつ、二度もおかわりをしたものだ」
とある。
酢貝、水貝は確かに旨い!!が、かなり歯に負担もある。
そこで、加熱した鮑も工夫されるわけだ。
鮑を豪勢に食べたい・・・産地の民宿などでは、踊り焼きなどで、客寄せをしているが、家庭なら『アバロン・ステーキ』がいい。
ちょっとニンニクを効かせて・・・。
小振りの鮑が、少し安く売られていたら、時にはそんな贅沢もいいだろう。
煮付けても美味しい。
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新鮮な鮑と肝はサッと茹でて、浅葱とポン酢で、酒肴にピッタリ。
今日は生の薄切りに肝醤油ドレッシングを掛け回して~。
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肝を叩いてニンニク醤油、オリーブ油とあわせたドレッシングを掛け回して食べる。
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富士通Azbyclub「プラチナブログ」殿堂(08・5)入り
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改訂《ば~ばの食べ物事典》を作りました。ご参考になれば幸甚。
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