シンプルな栗ご飯&栗茸煮ほか
m(_ _)m
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皆様にご心配、お気遣い頂きまして感謝しています、またコメントへの返事も遅れてすみません。
20歳の時に交通事故で肋骨3本・腰椎骨2本を折りました。
完治しているはずなのですが、40歳の頃から季節の変わり目や冷え、疲労、ストレスなどで痛みが出るようになりました。
皆様も過去の怪我や病気を侮らずご自愛くださいませ。
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『古事記』や『万葉集』にも栗は登場する。
“桃栗三年、柿八年”と言うくらい、結実が早く、風土への適応性が強い。
ただ、栗のシーズンは短くて、9月~10月に集中。
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一般的に、果樹と言えば“水菓子”と言われるくらい、瑞々しいものだが、栗はその点では穀類に近く、クルミやアーモンドに似ている。
主成分が澱粉と言う事で、奈良・平安時代には穀類と共に、同じ扱いで常食されていた。
ほかには、ビタミンB1・B2、蛋白質も含まれ、穀類に近い栄養価だ。
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ブナ科の落葉樹で、日本原生の果樹。古く“五果(柑橘・棗・梨・柿・栗)”の一つに数えられる。
日本栗の原生種はシバグリで、小粒ながら美味・・・ゴルフ場などで良く拾って帰ることがあると思う。
現在、日本で全国的に栽培されているのは『銀寄』。
害虫に強くて早めに出荷出来る品種には、『筑波』『豊多摩早生』があるが、遅い品種では『岸根』が知られる。
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栗の語源は、黒or涅(くり=黒い土・暗い世界)、コロ(石の古語)など諸説あるが決めては無い。
栗は害虫が付き易いので、半日くらい水に漬け置き、水を替えることを2~3度遣った方がいいようだ。
ホクホクした口当たりと甘味は、またとない秋を実感させる味覚。
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茹でてそのまま食べるのはもちろん美味しいが、アク抜きして渋皮を付けたまま煮る“渋皮煮”は美味しいし、栗ご飯、栗オコワもいい。
栗の甘露煮は手間がかかるが正月にも使える保存食。
旧くは、シバグリを干した物を“勝ち栗”と言って、縁起物にしていた。
菓子や料理(和・洋・中華)に使われる栗の量は、一般市販の倍以上になるそうだ。
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欧米の街角で、「マロンショウ、マロンショウ!!」と、声高に売られているのは、ヨーロッパ栗という小型の栗を焼いたもの。
フランスのマロングラッセのマロンとは、料理用の栗で、一般的な栗は「チェスナッツ」と言う。
『甘栗太郎』などでお馴染みの甘栗に使うのは、中国栗。
中国北部原産で小粒ながら甘味が強い。
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生の剥き栗を米と一緒に炊き込まない、料亭仕込みの栗ご飯。
- 昆布でしっかり取った出汁と、調味は塩少々だけでご飯を炊く。
- 炊き上がったら、茹でて剥いた栗を入れて蒸らす。
- 胡麻塩を振る。
余分な具材も、調味料も使わないから、いい昆布(☜)でしっかり出汁を取り、それで米をたくこと。
シンプルながら、米と栗の旨味が良く分かる。
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- 昆布出汁と白醤油、酒で調味した煮汁に、下茹でして皮を剥いた栗、茸類などを入れて煮る。
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大根を千切りにして、薄い梅酢に1時間ほど漬け、桜の塩漬けを飾った。
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夫が栗を買ってきて、茹でて剥き、米を研ぐところまでやってくれた~
「ありがとう、助かります」っておだててれば、やってくれるんじゃん
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