ハニーさんから『那須の豆腐と湯葉』
イタダイタァ*:.。..。.:*゜(‘∀‘)
゚*:.。..。.:* !!!!!
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今年もハニーさんが旅行先から、ちょっと変わった「生ゆば」と色々な細工ゆば、各種のお豆腐を詰め合わせて送ってくださった。
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お豆腐がメチャ美味しい、と言うことは湯葉もこれまた絶品なのだ。
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豆腐と生ゆばは早速頂いた。
絶品生ゆば
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厚みはあるのに、柔らかくとろりと舌の上で解けて融け、濃厚な豆乳になっていくようだ。
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「ゆば」は、湯葉、湯波、油皮(主に中華用)などと書く。
主には京都や身延あたりでは“湯葉”、日光や奥久慈あたりでは“湯波”と書かれる。
ハニーさんが送ってくださったのは日光に近い栃木市箱森からなので、「生湯波」だろうか。
ただ、商品には「ゆば」と書かれているのでゆばと書く。
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“ゆば”は、大豆の加工食品のひとつで、豆乳を加熱した時に液面に形成される膜を、竹串などを使って引き上げたもの。
植物性蛋白質に富み、精進料理には欠かせない材料でもある。
日本には約1200年前に最澄が中国から仏教・茶・ゆばを持ち帰ったのが初めと云われる。
そして、現在の京都府京都市と滋賀県大津市の間に位置する、比叡山の天台宗総本山の延暦寺に伝わった。
比叡山麓の坂本(現在の滋賀県大津市)に伝わる童歌
「山の坊さん何食うて暮らす、ゆばの付け焼き、定心坊(お漬物)」
が歴史的な記録として残っている。
生ゆばのほかに、生ゆばを乾燥させた物、半乾燥の状態のうちに巻いたり、結び目を作った物など、様々な種類が市販されている。
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京都の湯葉と日光の湯波って、なにがどう違うのか。
もちろん字が違う・・・ってことじゃなく、大きな違いは、引き上げの時に膜を一枚で引き上げるのが京都、二つ折りで引き上げるのが日光。
この引き上げ方の違いが、結果的に厚みに差が出て、それが食感の違いにもなる。
いわば、日光の湯波は厚めで歯応えがあり、京都の湯葉は薄めで柔らかいということだろう。
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そして今夜チョイスの豆腐は「絹胡麻風味」、まるでムースのように柔らかくて、豆の甘味と香りがが口中に広がる。
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美味しくてビールを飲む手まで止まりがち、でも~飲むよね、ごちそうさま~
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