採りたて落花生炊き込みご飯
ヤメラレン~( ´艸`)プププ
.
今年も近くの黒川東農園『落花生掘り』に行ってきた~!
ずっと前から約束していたハニーさんご夫婦と同行。
雨模様の予報の、ちょっと晴れ間になりそうな程度を「晴れ男女」ハニーさんと我が夫が、熱いくらいの快晴にしてくれた(?)。
二人の自慢げな笑いは無視して・・・ムチャ暑いんだもん。
黒川東農園の『落花生堀り』は一株130円×5株単位で・・・掘れる。
.
一般的に“ナッツ”とは、木の実や草の実、果物も含めての総称。
しかし、“ナッツ”として一番普及しているのはピーナッツだろう。
ただ、このピーナッツは、ナッツと呼ばれながらも、実は地上に実らず、地下に莢を作るのだ。
豆科の一年草本で、花はふつうに地上に咲くが、受粉すると子房の基部分が長く伸びて地中に入り込み、そこで結実する。
.
亡くなられた歌人の塚本邦夫先生は、自他共に認める落花生好きだった。
この子房が伸びて地中に入り込む様子をご覧になりたいがために、大阪のご自宅の前栽畑に落花生を植えられ、観察されたそうだ。
金色の花が午前中に咲き、午後には花が落ちて子房が脹らんでくる。
翌日にはちゃんと子房の基部分が伸びて、子房が地中に潜っているのに、その瞬間は真夜中だったのか、一度も現場は押さえられなかったと・・・。
いかにも残念そうに、子供のような眼差しで、私に語ってくださった。
落花生の鮮黄の花あすは地の底にゆたけき夢はぐくまむ
.
落花生の原産地は南米、16世紀にアフリカ・ギニアに渡り、19世紀初頭にフランスに伝わった。
それより少し早く、ポルトガル人が熱帯アジアに持ち込み、中国を経て18世紀初頭に日本に入った。
ただ、この時は入ったというだけで、実際に栽培が始まったのは明治7年、アメリカからの種子から。
別には“南京豆”とも呼ばれるが、最初の豆が中国を経て渡来したからだ。
ラテン名は、ペルシャの一地方名と同じ“アラキス”。
.
掘りたての落花生は茹でて食べるのが美味しい。
- 細い蔓を切って、良く洗ったら、塩(湯の3%)を入れたたっぷりの熱湯に入れて40分、ジックリ茹でると、香り良く甘く柔らかに茹で上がる。
- あとはザルに上げて冷ますと出来上がり~。
- 一度に茹でて冷凍しておくとOK。
落花生の煮豆(写真無し)
夫が甘いものは口にしないので、今年は煮豆は作らない。
- 莢から出して薄皮ごと一晩水に浸けて、水気を切る。
- 鍋に新しい水と落花生を入れて、指で強く押して潰れるくらい柔らかくなるまで煮る。
- 砂糖を加えて弱火で煮含め、仕上げに塩を加えて、火を止めて煮汁のまま冷ます。
.
生の落花生の殻を取り、薄皮は付いたままでも構わないが、キレイさに拘るなら剥く(布巾でこすると直ぐ剥ける)。
- 米を規定の水加減にして、昆布と塩少々(それだけで充分)に剥いた生の落花生を入れて炊く。
- あれば、胡麻塩など振って食べる。
.
『食べ過ぎると、鼻血が出る』と言われるくらい、栄養価が高い落花生。
日本では、千葉県が主産地で、とくに八街が有名だ。
炒り豆で食すのが一般的だが、擂り潰して和え物やピーナッツ豆腐にするのもいい。
菓子の材料にしたり、ピーナッツバターで香ばしい風味を楽しむのも・・・。
.
.新しいカテゴリーに参加
にほんブログ村..........................応援してくださ~い
.
・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆
富士通Azbyclub「プラチナブログ」殿堂(08・5)入り
改訂《ば~ばの食べ物事典》ご参考になれば幸甚。
最近のコメント