しゃも鍋&小松菜茶碗蒸し
散歩道の途中のお宅の菊、あまりに見事に咲いていたので撮らせて貰った。
土鍋を出すと、鍋料理になる日が多くなる。
鶏肉で水炊きでも~と思って出かけたら、シャモ(軍鶏)の肉が出ていたので、ちょっと奮発してそっちを買ってきた。
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シャモ(軍鶏)はタイ原産の闘鶏用、観賞用、食肉用の鶏の一種。
日本の地鶏にはシャモ(軍鶏)の血を引くものが多いが、このシャモの名の由来はシャムから渡来したから。
シャムとは昔のタイの国名・・・映画やミュージカルの『王様と私』の時代だ。
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日本には江戸時代初期にはすでに伝わっていたという。
江戸時代の頃に盛んだった闘鶏の、廃用になったシャモ(軍鶏)を鍋にして食用にしたと記録がある。
闘いのために発達したシャモの腿や胸の筋肉は、ブロイラーでは味わえない肉本来の旨みが~。
闘鶏が衰退した昨今は、シャモの数自体が減ってきているし、またシャモは食用としての飼育が難しいことから、その肉は高級食材となってしまった。
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シャモ肉とツクネ、白菜、水菜、椎茸、油揚げ、マロニー、人参、銀杏・・・。
出汁に醤油と酒、味醂で調味した汁にはシャモの出汁がたっぷり。
蕎麦で〆た。
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青菜のお浸しに並ぶ定番は、青菜の茶碗蒸しかな?
それくらい頻繁に登場。
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説明不要、サッパリ薄塩で、これって酒のアテになるよね~。
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富士通Azbyclub「プラチナブログ」殿堂(08・5)入り
改訂《ば~ばの食べ物事典》ご参考になれば幸甚。
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