蛍烏賊
春から初夏にかけての時季、富山湾の夜は青白い光を放つ妖精が夢の世界に誘う。
妖精の正体は、産卵のために群れをなして湾内に押し寄せる“蛍烏賊(ほたるいか)”だ。
夕暮れ時になると、“蛍烏賊”は産卵のために海面近くまで浮上、青白い光を放つ。
この「蛍烏賊群遊面」は、特別天然記念物になっていて、こうした自然の神秘をひと目観ようと観光客が押しかける。
この海面を見る観光船が、滑川や魚津から出ているが・・・。
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蛍烏賊は傷みやすく、ボイルされての出荷が殆どだ。
また生の蛍烏賊の内臓(胃・腸)には「旋尾線虫」と呼ばれる寄生虫がいることがある。
これを食べると「腸閉塞」や「皮膚病」を起こす可能性もあるそうだ。
この寄生虫は、加熱と冷凍で死ぬ。
だからボイルのものは安全なのだ。
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寄生虫は胃や腸中にしかいないので、完全に内臓を取り除くことにより、この寄生虫に感染する危険性をほとんどなくすことは可能だ。
しかし刺身など生食する時は、凍結処理したものを使われることをお奨めする。
鮮度のいいうちに冷凍(-30℃で4日以上)して寄生虫を死滅させたものは『沖漬け』にも使われる。
船上で『沖漬け』されたものも、出荷前に冷凍保存されるので安心。
生の蛍烏賊の「踊り食い」などはとんでもないと言える。
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一般的に入手しやすく安全なボイル物は、酢味噌・生姜醤油・山葵醤油で食べる。
ほかにも、サラダ・パスタ・味噌汁・炒め物・豆腐と煮付けなどに使える。
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水菜のシャキシャキ感と、蛍烏賊に詰まったワタの旨味が絶妙に合う。
咄嗟にもう一品の肴が欲しい時も、即間に合う簡単さもいい。
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改訂《ば~ばの食べ物事典》ご参考になれば幸甚。
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『女神の料理レシピ』(服部幸應監修)の「鰤料理レシピ」と「各地の女神・男神より(お餅の美味しい食べ方教えて、アイディア5)」にも掲載されています。






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