春とは言え~未練の『鶏鍋』
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『藪椿』、一般に「椿」と言われるのはこの品種。
一重や八重があり園芸品種も多い、佗助(わびすけ)もこの品種だ。
『古事記』では「都婆岐(つばき)」、『日本書紀』では「海石榴(つばき)」・・・『万葉集』で初めて「椿」の字が登場する。
まず「つばき」の言葉の由来だが、光沢がある意味の「艶葉木(つやはき)」、葉に厚みがある意味の「厚葉木(あつばき)」、強い葉っぱの木の意味の「強葉木(つよばき)」、落ちた花が刀の鍔に似ていると「鍔木(つばき)」など諸説ある。
そこから「つばき」 と呼ばれ、春に花を咲かす木「椿」 の字になったとされる。
古代の日本人は、冬も艶を持ち緑鮮やかな椿の葉に霊力を感じていたようだ。
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雛の節句にこんな寿司は如何だろう・・・。
サーモンに酢飯を乗せ、ラップで丸く絞って形を整え、中央を窪ませて おろし生姜をチョンと。
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暦の上ではとっくに春なんだけど、まだまだ土鍋は仕舞い込めない~。
今週も雨空予報、日差しの恋しい日が続く。
3月に入ったら鍋は止めよう・・・と思いつつ、未練タラタラ~今季最後の鶏鍋かな?。
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でも、そろそろ季節的には、鍋を食べると温かいを通り越して暑いくらい。
大根とシラスで膾(なます)、サッパリしたものが食べたかった~、あえて人参は加えず。
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改訂《ば~ばの食べ物事典》ご参考になれば幸甚。
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