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2010年4月19日 (月)

のらぼう菜を食べる

「のらぼう」(のらぼう菜)は菜花の一種で、江戸時代に伊奈備前守がタネを配布して栽培を奨励、天明・天保の飢饉の時にはこのおかげで多くの住民の命が救われたとされる。

名前の由来は「野良にボォーッと生えていて役に立たないもの」と、農民が年貢作物としての取り立てを免れようとしたから・・・なんて説もある。Img_1704

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春の彼岸頃から出てくるトウ立ちを折りとって収穫する。

茎立ち菜、トウ立ち菜、トウ菜、かき菜、折り菜、芯摘み菜などとも呼ばれる。

花茎を食べる野菜は古代から日本全国に多種あるが、「のらぼう」の食味は中でも良いと言われる。

栄養価も高く、ビタミンAやCのほか、鉄分、食物繊維なども豊富だ。

また糖分が多いのも特徴で、糖度は普通の野菜よりかなり多い7.5から8。

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アブラナ科の多くは交配しやすく雑種が出来易いのだが、アブラナ科野菜としては珍しく他の花粉を受け付けず、自分の雄しべの花粉で雌しべが受粉してしまうため、雑種ができにくいという。

この「のらぼう」の稀有な性質は、自家採種に適していて、自生化した西洋菜種による花粉汚染にも染まらないということになる。

遺伝子組み換えなどの汚染が影響しないとも言える。

「のらぼう」が、日本の菜っ葉の中で、一躍脚光を浴び始めたのはその点にもあるかも~。

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「のらぼう」には、アントシアン色素によって葉軸が薄赤く発色する株と、まったく発色せず、緑色だけの株がある。

交雑しない野菜なので、雑種化したわけでなく、それぞれ育った地域の寒さに適応した変化の結果だろう。
           
植物の糖分は寒さの刺激で蓄積されるから、一般に赤味のある「のらぼう」のほうが甘味も強いようだ。

ただ、鮮緑色の野菜を好む人も多いから、どちらが良いのかは一概には言えない。

memorestaurant花芽のお浸しImg_1742

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memorestaurant花芽のオカカ醤油Img_2012

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memorestaurant葉の卵とじImg_2027

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memorestaurant茎若芽との芥子酢味噌和えImg_1722

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memorestaurant茎のマヨサラダImg_1738_2     

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memorestaurant葉茎と粗引きウィンナー炒めImg_1714

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memorestaurant花芽の味噌汁Img_1715

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柔らかい花茎にはほのかな甘味があり、他の菜花類のような苦味やクセがない。

お浸しで食べるのが一番ポピュラーだが、胡麻和え・酢味噌和え・芥子和えにもいい

他には、花部分を天ぷら、茎部分をマヨネーズで、葉部分をさっと炒める、お味噌汁に、肉巻きやサラダなど多様な食べ方がある。

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改訂《ば~ばの食べ物事典》ご参考になれば幸甚。

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『女神の料理レシピ』服部幸應監修)の鰤料理レシピ「各地の女神・男神より(お餅の美味しい食べ方教えて、アイディア5)」にも掲載されています。

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コメント

のらぼうって見たことも食べた事もないです…
でも産直で見かけていたりするのかな。
知らないものはスルーする事も多いかもです^^;

旬の春野菜!もっと満喫しないとだな~
応援

おはようございます♪♪

のらぼう菜料理、・・・・・・。
素敵なショットと解説から、様子、雰囲気、伝わってきました。
どれも、美味しそうですね。
健康に良さそうなメニューですね。いいですね。
見て、食べたくなりましたよ。

いつも、コメント&応援ポチに、深謝です。
応援ポチ♪♪

おはようございます。
のらぼう菜、とっても勉強になりました^^
どんなお野菜なのかとっても気になります☆

cloverchika0w0様
最近になって急に市場に出回るようになりました、これから人気が出る野菜かもね・・・秋撒きだそうなので種を見つけたら撒いてみたら?confident

cloversiawasekun様
菜の花のようですが苦味はなく、茎はアスパラに近いのでこれから人気の野菜になるかも知れませんね~think

cloverやまがたん様
東京の西多摩では作付けが増えてきてます、クセがなく食べやすい野菜ですsmile

のらぼう、去年も色々と頂きましたよね~
どこかのテレビでやったのか
今すごい人気らしいです
お写真ではお味噌汁が一番美味しそう
うちは最近ベジタリアンな食卓です

花芽のオカカ醤油

母がちょっとした所に作ってました、お浸しにしたり味噌汁に入れたりと重宝な菜です。これが出ると春本番の会津なのです。...ウコギのお浸しもたべたいな~、

夜勤明けでした。

本日のランチは
        蕾のさくらでイタリアン
    【小松菜とベーコンのぺペロンチーノ風】

でした。

のらぼう菜は何年か前に限定で種が売られていたので育ててました。
去年は育てなかったのですが、ば~ばさんの記事を見たらまた育てたくなりましたよ~
そんなに優秀なお野菜だったんですね!
それなのに、野良にボォーッと生えていて役に立たないものって(笑)

最近は市場にも出回ってるんですか?
かえるはまだ出会ってませんが、これからメジャーなお野菜になるのかな?happy01

へぇぇ~こんな野菜もあるんですね~!!??
同じアブラナ科でも、うちのブロッコリーと比べると
貞淑な種族なんですな~(笑)
しかも、おいしいだなんて!!

のらボォーって、可愛い~(◎´∀`)ノ
アスパラ風に食べるのが簡単そう!
今年の秋、種が手に入ったら、播いてみますね。

cloverハニー様
新聞に採り上げられ、その後TVも特集したので一気にポピュラーになりましたねhappy01

clover釜爺様
お母様は花やら野菜やらいろいろ栽培されていたんですね~confident

cloverでんぐりがえる様
まだまだ地域的には広まってないんでしょうが、西多摩(とくに黒川)辺りでは産直への出荷が増えていますよsmile

cloverkoji様
丈夫そうなので今年のような不順な気候にもちゃんと育つんでしょうねwink

cloverMONA様
花や葉も美味しいんですが茎が甘くてアスパラみたいで・・・お勧め野菜ですhappy01

今日、行きつけのイタリアンのお店で、『珍しい野菜があるよ』と言われて、初めてたべました。
ボンゴレ・ビアンコの仕上げに、さっと火をとおして頂きました。
甘みと、ほろ苦さがちょうどバランスよく、おいしかったです。

pencilSatoshi様
なぜかまだスーパーには並びませんが、八百屋や産直では買えますね。
ほろ苦さが春らしい味なのですが、大人向けなのでしょうか。
ご訪問と書き込みをありがとうございましたconfident

野良坊菜の川崎市菅地区で栽培が始まったのは、鎌倉幕府の御家人稲毛三郎重成の領地だったころ。十二世紀末、北条政子の妹が重成に嫁いだ時、出身地の伊豆から移住してきた家来たちが、のらぼう菜などの作物を持ち込んだ。と言うことです。

近所(神奈川県川崎市麻生区)の生産緑地で栽培されたのらぼう菜が出回り始めました。
野菜炒めに混ぜるのも好みですが。煮物にするのが一番簡単だと思ってます。
揚げを刻み、豆腐は粗く砕く(焼き網に押し付けると一発で出来る)。ざっくり刻んだのらぼう菜は電子レンジで下茹で。全部を鍋に合わせ、濃縮麺類の汁で味付け。火にかけて全体に味が馴染んだらできあがり。
なぜかこれが飽きずに食べられる。そのままでも良いし、酒のツマミにも好適です。

東京聖栄大学というところで英語教員をしている者です。ざるの上にのらぼう菜の束がある写真と「葉茎と粗びきウインナー炒め」の写真を、一枚のポスターに転用させていただけないでしょうか。11月の学園祭と代々木公園の東京食育フェアの大学ブースに展示するポスターに使わせて下さい。後者では大学の食品学科が東京都の特産農産品を紹介します。

pencil植芝牧様
どうぞご利用ください。
私は近所の産直で多摩地区の野菜を頂いています、美味しい東京野菜が残っていることが嬉しくてdelicious

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