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2011年9月 6日 (火)

ツライ最期通告

hospitalmemoどんな病気でもそうでしょうが、普通に飲食が出来なくなる苦痛と切なさは『美味しく食べたい』という言葉の真意と、健康でいられる大事さを再確認させます。

普通に美味しいと思いながら食べられること、『美味しく食べたい』と思えるものを作ってあげること・・・誰もが長くそんな生活が続けられますように。

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私が夫に先んじて前もって担当医と話したことは夫には内緒です。

切なく重い鉛を胸に病室に行ったら、夫が笑顔で指差す可愛い花束。3615

「あ、槙かおるさんご夫婦がお見舞いに来てくださったのね」

その花のおかげで、私は素知らぬ振りでいつも通りにしていられました。

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昨夕の担当医の話は、予期した通りの最期通告でした。

「これからかなり厳しい話をします。

あとで、それをご本人にも言うべきかどうかを確認させてください」

担当医は、そこから話を切り出しました。

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「ずいぶんとツライ治療に耐えてこられたのに、癌はついに全身的に転移しました。

肝臓の腫瘍も増大してますし、気道のステントも潰されました、肺も遣られてます。

息が苦しいのは腫瘍による気道狭窄で、呼吸が浅くなったのは肺の腫瘍のせいですね。

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正直、もう手の施しようがありません。

呼吸器外科からの診療依頼書にも、すでに対処法無しと書いてあります。

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以前に延命治療を望まないと署名を頂きましたね。

お気持ちに変わりなければこれからは麻酔薬による緩和療法になります。

そのことを、ご本人に隠した状態で始めるか、はっきり伝えて始めるかですが・・・」

「もちろん伝えてください、精神力の強い人ですから腹を決めてくれると思います。

内緒にして、何の治療かと疑問を持ったら、本人を傷付けることになります」

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「分かりました、早急に受け持ち医に話してタイミングをみてご本人に伝えましょう。

ずっとTさんを診てきた受け持ち医から伝えるのが、ベストかと思います。

ご本人に納得して貰ったら直ぐに緩和療法に入ります。

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麻酔を使っていくので、意識が朦朧としている状態が続くと思います。

ただ、いつ気道が閉塞するかによっては窒息を免れない時がきます。

急変があることを心に留めて置いてください」

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今日の午後時点では、夫へのツライ宣告はまだありませんでした。

「今日からT先生が出てきたし、やっといろんな相談ができるから、少しは容態も良くなると思うよ」

ニコニコしてる様子を見てると、昨夕の担当医の話が夢の中のことだったように思えます。

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今日のお昼の病院食はクリームシチューでした。3617

あとは海老とレタスのサラダ、デザートはナタデココ。

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お粥は食べなかったけれど、他は殆ど食べられたんです。

こんなんで、本当にもうじき最期なの?、信じられませんね。

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私は院内のコンビニでパスタとサラダを買って持っていきました。3620

生パスタにチーズがとろけるボロネーゼと、海老とブロッコリーの卵マヨ(偶然にも夫のサラダと海老が被りました)。

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胃や食道を失い気管にも癌瘻孔、遠隔転移しても諦めずに頑張ってきました。

それも皆様の応援に力を頂いて励まされてきたおかげです。

夫には穏やかに1日でも長く生きていて欲しいと切に思います。

これからも、最期まで見守っていただけますようお願いします。

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改訂《ば~ばの食べ物事典》ご参考になれば幸甚。

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『女神の料理レシピ』服部幸應監修)の鰤料理レシピ「各地の女神・男神より(お餅の美味しい食べ方教えて、アイディア5)」にも掲載されています。

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コメント

ばーばさん、こんばんは。
重要なお話、覚悟はしていても本当に宣告を受けるとこれほどつらく重たいものはないですね。
ここまで戦い続けられて、悔しい思いも、反面、よく頑張ってきたなという思いも、とにかくいろんな思いがあることと思います。
私の父はガンでつぶされかけていた食道胃接合部にステントは入れたものの、食事をすることもガンの治療することもありませんでした。亡くなる2日前、かつおの美味しい時期だったので、「魚が食べたいねぇ」と力の入らない声で言っていたのが、私にも心残りで仕方ありません。
最期通告を受けても、まだまだ先があります。見えない先でももしかしたらまた光が差すかもしれません。そう願っています。つらい日々でしょうが、ばーばさんもおからだに気をつけていろんなことを乗り越えてください。応援しています。

読んでいるだけで息が苦しくなりました。1日でも長く穏やかに過ごせますよう本当に心から祈っています。父への千羽鶴、子どもたちが寝てから夜な夜な折り続けてます。どうかどうかじーじさんにも…

何と言って良いのか・・・重い気持ちです。
でも、ご家族の方で心を合わせてこの時を過ごされたら、きっとじーじ様らしい生き方を皆の記憶に留められるのではと思います。
最後まで、その人らしい生き方を見守ってあげて下さい。

医者の言う事など信じたくないsign03
食欲あるのが体力があるのが
癌に栄養行ってしまっているのでしょうかsign02
旦那様、どうか弱音はかないで下さいませ。
癌などはね除けて長生きして下さい。
pigの肥る細胞分けてあげたい、そしたら元気になるかもcoldsweats01

2年前の秋に元気な、そして寡黙な旦那様にお会いして
それから数ヶ月後に闘病に。
今でもあの時なお元気な姿が目に焼きついて焼きついてなりません。

私は常々思っておりました。
あの時に戻ることが出来たなら。
旦那様と会話したあの時にいけることが出来たなら。
一言、診察を受けてくださいと伝えることが出来たなら。。。

精神力が強いからとか、芯の強い人だからとか
そんなことどうだっていい
あんなに温和で優しい、素敵な方が頑張られてきたのに
モニターの向こうでしか応えることが出来なかった。

東京で何度かば~ば様にお会いし、色んなことを教えていただきました。
申し訳ありません。あまりに混乱をしてしまいどうにも上手くコメントが書き残せません。

胸が張り裂けそうな心境でこの記事を書かれたば~ば様
旦那様ともども素晴しい心の持ち主であると思います。
これから日々はまだまだ続きます。
100%納得できるとは行かないかもしれませんが
自分の信じる道を進まれること、祈るばかりです。

ずっとお医者様を良い意味で裏切ってきたじーじ様ですもの
きっと先生も皆も驚くほどの裏切りを見せてくれる事を
切に切に心から願います。

まだ、食事も順調、表情もにこやかなんですもの
まだまだまだまだ・・・・

ごめんなさい。これ以上何を言っていいか・・・・
応援です。

辛いですね・・・。
食事もできるのに本当でしょうか?信じられませんね・・・。
私の父は、どうしようもなく具合悪く、入院した時にはもう食べられない状態で、その時、末期ガンだとわかりました。

まだ食べられるんですから、奇跡を起こしてくれる事を信じます。

本人に告げるかどうか、いつも難しいなと思っています。
伝えて下さいと即答されたば~ばさま、凄いなぁと思いました。
ご主人さまは、精神力が強い方なのですね。

私達は父に言えませんでした。
自分もそうだったら、言って欲しいと即答はできません。
理屈では知った方がいいんじゃないかと思うのですが、耐えられない気がするのです・・・。

ば~ばさまもお体に気をつけて・・・。
応援しています。

おはようございます♪♪

パスタとサラダ、・・・・・・。
惹かれました。

いろいろ、・・・・・・。
ご苦労様です。

昨日も、コメント&応援ポチに、恐縮です。
応援ポチ♪♪

ば~ば様。胸がはりさけそうな気持ちで読みました。
父が癌でもう何日もないと言われたときは、
医者が何を言おうと、わたしだけは最後まで父が一日でも長く生きられると信じていようって思いました。
おふたりらしい素晴らしい、いとおしい時間が長く続きますように。心から祈っています。

初めて書き込みさせて頂きます。
ブログは1年近く、拝見していたのですが…。

じぃじ様…
私の祖父と重ねてしまい、今回の記事は涙しながら読みました。

私の祖父は12年前に、末期の肝臓ガンで亡くなりました。
当時、小学生の私はおろか、本人も最期まで告知はされず【検査入院】という名目で入院し、そのまま…。
入院してから、たった2週間の出来事でした。

若い頃は祖母を沢山泣かせたようですが、器用でなんでも出来て、60を過ぎても外車を乗りこなし、ポマードで髪を撫で付けコロンをつけて…。

入院の朝も、最期を迎えるとは露知らず、お洒落に着飾り、普通に出掛ける様相で家を後にしました。

最期に会った祖父は、モルヒネの影響で別人のように変わり果て、私はおろか、娘(母)の事さえも分からなくなっていました。

祖父を早くに亡くしているので、勝手ながら、じぃじ様を祖父に重ね合わせてブログを拝見していたのですが…
今回の記事は…当時がフラッシュバックしてしまいました。

じぃじ様、どうか、穏やかな日々を1日でも長く過ごされますように…。
祈っております。

ばーばさま、
同じ体験をした者としてご心中をお察しいたします。
あの時の私はまだ30才でした。子供はいましたが、
これから母に恩返しをしようと思った矢先のできごと。
そのときが近づいて来たとき、祈って祈って祈って。
手に神様からの力を授けていただいたんです。当時、癌は
本人に告知されませんでしたから。病院関係者なのにね。
母の前で涙を見せることはできない。
けど、あの痛みが母を襲ったとき、祈ったんです。
「どうか、おかーさんの体から痛みを吸い取ってくだ
さい。私の手のひらを通じてアナタ様のお慈悲をください」

母が何度も襲われる激痛のとき、そのぬくもりを伝えました。
母はね、そのつど眠るんです。痛みから解放されて眠るんです。軌跡をみた初めてのときでした。

だれをどう信じるか。本人のチョイス。けど人が極限の窮地と悲しみに追い込まれたとき、私たちは一体どうすれば良いのでしょうか?あなたさまとご主人。そしてご家族にご心中をお察して祈らせていただきます。コメントはいつでも歓迎ですよ、あなたのために24時間ね。ばらばらになりそうなお気持ちをしっかりと持ってください。

clover想うことが多すぎますが、お伝えしたい言葉がみつかりません。
ば~ば様が身をひきちぎられる想いで書かれたものなのに。
ごめんなさい!!

おふたりがより一層力強い絆で歩き出されますように。
今まで同様、明日に希望を見出せますように。
どうぞ・・clover

ば~ばさん おはよう。
辛い宣告・・・
胸が張り裂けそうな想いです。

何をどんな風に・・・
嗚呼~ごめんなさい、混乱してます。

穏やかな時間が一日でも長く続きますように!

ご連絡ありがとうございました
お花を持って行ったら
「もうそんなお気遣いなく、毎日のラブレターで充分ですよ」
そうおっしゃりながら
「実はね、まきちゃんに頂いた花瓶を用意して待っていました」
そう言いながら笑って見せて下さいました
他愛もない話、でもよく笑いよくお話して下さいました

「まきちゃん、また来てね」
お父さんは帰り際にそうおっしゃいました
「はい、またお顔を見に来ますね」
そう約束して両手握手して病院を出ました

だからまたお顔を見に行きます
お父さんは待っていて下さると信じていますから

お母さんもご自愛下さいませ
鬼嫁ハニーはいつでも近くにいますから甘えて下さいねconfident

ばーば様、こんにちは。
主治医から、じーじ様にお話が伝わるまで、おつらいことでございましょう。どうぞ少しでも、横になって休んでください。

いつから緩和療法をはじめるか、あるいは受けないか。
じーじ様の選ばれたことを、ばーば様、ご家族の皆様がうけてくださることを、祈っています。

食べること、笑うこと、考えること、分かり合えること、話せること。
喜びの時間を、どうぞご家族でわかちあってくださいますように。
幸いの時が続くことを、祈っています。

2年以上前から、ブログ訪問させていただいてます。
初コメントになるのかもしれません。
もちろん、ご主人様のお元気なころから・・・
ご病気になられてからも、ブログアップ続けられ、ご夫婦の強い絆に、憧れさえも
読んでいて、涙が出ました・・・つらい(T_T)
ばーば様の精神力と愛情の深さ、なんでこんな素敵な方に試練を与えるのでしょうね。人生は???
1日でも、お二人の時間が永くありますように心よりお祈りします。

ば~ばさま、いつかはそう宣告される時がくるとは思っていましたが辛いですね。言葉がみつかりません。
残された時間が少しでも長く続きますよう、ご夫婦の温かい時間となりますよう、お祈りしています。

heart応援を頂く皆様
リコ様
norinko様
MONA様
とんちゃん様
やまがたん様
chika0w0様
persion様
siawasekun様
ねりり様
さとみ様
みどり様
立葵様
チーちゃん様
槙かおる(ハニー)様
過労死予備軍様
isoji様
Lara様

shine個別にお返事せずに失礼しますことをお許しください。
心強い応援とコメントを本当にありがとうございます。

挫けることなく夫の前では最期まで笑顔で明るくしていようと決めました。
後悔することの無いように心底から時間を大事にして、夫にも和やかに穏やかに過ごして貰おうと思います。

私が笑顔で居られる力の元は、いつも皆様に見守って頂いている実感です。
もうしばらく温かく見守り、時には背を押すお言葉をかけてくださいませ。

ありがとうございますconfident

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