介護認定審査
どんな病気でもそうでしょうが、飲食が出来なくなる苦痛と切なさは『美味しく食べたい』という言葉の真意と、健康でいられる大事さを再確認させます。
普通に美味しいと思いながら食べられること、『美味しく食べたい』と思えるものを作ってあげること・・・誰もが長くそんな生活が続けられますように。
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入院中に介護認定を終わらせたいと14日に市役所に申請に行きました。
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申請に来た状況を説明すると、窓口の職員さんが半分は呆れ顔。
「よく此処まで頑張られましたね…もっと早いうちに申請されたら良かったのに。
これからはいろんなサポートを受けてください」と言うことで~。
末期癌なので“要介護2”の仮認定はその日のうちに出ました。
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申請を決心したのは、トイレや浴室を夫が使いやすいように改修したかったのですが~。
夫も私も、用具の助けは必要だとは思っていましたが、どなたかに援けて頂くのはまだまだ先と…。
ギリギリまで二人で何とかしたかったのです。
でも、この入院中に更に容態が悪くなり、トイレも入浴も本格的介護が必要になりました。
後は酸素吸入器や痰の吸引器を借りたいし…。
とにかくいまは夫が楽に過ごせることを考えたいです。
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そのほかにも往診や訪問看護などは、夫の為でもありますが私の心にも支え(安心)になると思います。
往診や訪問看護は認定を受けている幾つかの中から、夫の受け持ち医が推奨するクリニックに頼むことにしました。
実は受け持ち医が週一日そこに出張診療に行くので職員たちと顔見知りだそうです。
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今日は朝一で、入院中の病院に介護審査員が来ました。
8:30分、私と受け持ち看護師とが立ち会って約1時間近い問診審査。
そこでも「よく此処まで奥さんが一人で看てこられましたね。
ポートとは言え、毎日の点滴だって大変なことですもの。
床ズレもキレイに治されてるしね、専任看護師をされてきましたね」と。
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「2~3日中に審査会議を経て認定が出ますが、私の所見では最高ランクの“要介護5”です。
医師の診断書でも容態不安定な終末癌となっていますから、4以下にはならないでしょう。
これからは、少しは奥さんも頑張りすぎないで、ストレスの無い看護をしましょう」
でもね、介護度が最高ランクって、喜んでいいやら複雑。
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その後ソシャァルワーカーを交えて、これからケアマネージャーに相談し、ケアプランを組んで貰うための事項を確認。
明日から早速にも居宅介護に向けたスケジュール作りに入ります。
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長芋を混ぜたお粥を三口ほど食べて、メロンは午後のオヤツに取り置き。
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微熱が続いて食べたいという気も起きないようです。
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私は2時近くなって、駅ビル【杵や】で昼食。
数日前にこれを頼んだら、店員さんの手違いで饂飩で出てきたので、本日はリベンジ。
その手違いは店員さんも承知で「作り替えます」と言うのを、そのままでいいと直さなかったので「今日のお蕎麦は100円引きで~」ですって。
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胃や食道を失いリンパ節から全身的に転移、声も失って終末の告知を受けました。
それでも皆様の応援に力を頂いて自宅で点滴をしながら頑張っています。
夫には穏やかに1日でも長く生きていて欲しいと切に思います。
これからも、最期まで見守っていただけますようお願いします。
富士通Azbyclub『プラチナブログ』殿堂(08・5)入り
改訂《ば~ばの食べ物事典》ご参考になれば幸甚。
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『女神の料理レシピ』(服部幸應監修)の「鰤料理レシピ」と「各地の女神・男神より(お餅の美味しい食べ方教えて、アイディア5)」にも掲載されています。
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ばーば様
留守をしておりまして 直ぐにPCを開きました。
お一人で頑張ってこられましたが
少し楽になられますね。良かったです。
介護認定を受け容れる時期は
個々に違いますものね。
隣の義兄夫妻が入院生活を余儀なくされて
漸く認定を受けようと言う気持ちになりました。
ばーば様もこれからは
様々なサポートを受けながら
ご主人様とのより良い時間をお過ごしくださいませ。
投稿: りこぴー | 2011年10月19日 (水) 22時06分
サポートを受けることができるようになり良かったです。
往診も受け持ち医が来てくださるなら、不安もありませんね。
ホッとなさったでしょう。
ブログを通してこうした事を教えていただけることに感謝します。
でも、受け持ち医?看護師さん?でも、ちょこっと教えてくれればいいのにね。
夫や私の周りにも、癌になられた方が多くなってきています。
投稿: MONA | 2011年10月19日 (水) 22時29分
私もば~ばさんは本当によくぞここまでひとりでやってこれたなぁと思います。
よかった。と言ってはいけないのかもしれないですが…
やっぱりよかった…と思います。
勝手に読者になって勝手に心配してましたが、これで少しだけ読者の私たちも気持ちが楽になりますよ。
これでば~ばさんも我慢せずに病院へ行けるかな。
まずはば~ばさんは腰を治さないとね!
投稿: でんぐりがえる | 2011年10月19日 (水) 22時44分
本当に、ば~ば様お一人で今まで頑張ってこられてスゴいです!
うちの母は、まだ自分で歩けるからか『要支援2』でした。『要介護』じゃないこともあるんや~……て感想でした。
明日、本契約です。
ヘルパーさん達はプロなので相談するにも心強いです。
投稿: とらにゃん | 2011年10月19日 (水) 23時34分
ばーば様、お疲れ様です。
介護認定受けられたんですね…
今まで一人で、頑張って来たのです、これからは協力して頂いて、ばーば様も、身体を休める時間を作ってくださいね……
じーじ様の傍らで、一緒に座って景色を見るとか、二人でユ〜ックリ、ゆったり出来る、そんな時間を、お二人のために作って欲しいです
介助だけでなく、じーじ様、ばーば様も、ヘルパーさん達との会話で、笑顔が出たり、気分転換できたりすれば、いいなと思っています。安心感があると気持ちにゆとりが出来て、精神的にも違いますもんね
いつも、祈っています
投稿: エイ | 2011年10月20日 (木) 00時18分
おはようございます♪♪
もつ煮蕎麦、・・・・・・。
美味しそうですね。
食べたくなりましたよ。
是非、・・・・・・。
昨日も、コメント&応援ポチに、恐縮です。
応援ポチ♪♪
投稿: siawasekun | 2011年10月20日 (木) 02時13分
よかったです。でんぐりがえるさんの言うとおり、ほっとしました。いろいろどんどんお願いして、少しでも楽になりつつ時間をつくってじ~じさまとほこっとした時間がもてますように。
投稿: ねりり | 2011年10月20日 (木) 04時04分
ギリギリまで頑張られたば~ば様と旦那様。
でも人に甘えることは決して悪いことではないので
今回の要介護認定を受けられたことはとっても良いことだと思います。
これから安心した在宅介護が出来るようになりそうで
プロの手を借りながらこれからも頑張ってくださいませ☆
投稿: やまがたん | 2011年10月20日 (木) 07時14分
まったく、ばーばさま。
もっとしつこくあなたのお背中を押せばよかった!
私は日本の医学事情には詳しくないので、まさか
ばーばさまが認定のことをご存知ないとは思って
いませんでした。私も学びますね。
だめですよ~ご自信のお体のことも考慮しないと。
とにかく、安心しました。グッドニュースをありがとう
ございます。
投稿: みどり | 2011年10月20日 (木) 10時26分
ば~ばさん おはよう。
優しくて強いば~ばさん
ほんとに良く頑張ったと思います。
私も、少しほっとしました^^*
何でも相談して、協力いただいて
お二人の時間を大切に過ごされるよう
より良い時間を持たれるよう祈ります。
投稿: チーちゃん | 2011年10月20日 (木) 10時34分
ばーば様、こんばんは。
介護度が5であることに、ショックを受けないでください。
認定してつかっていただける介護は、そこまでしか、ないのです。
介護度が5であることは、決して、じーじ様の自主自立や尊厳を放棄することではありません。
じーじ様の、病によって損なわれた筋力や細かい制御能力の代わりを、ゆだねるだけです。
上手に、お二人の生活のなかに取り入れて、じっくりとお二人らしい人生の時間をおくっていただきたく、願っています。
投稿: 過労死予備群 | 2011年10月20日 (木) 18時24分
本当に、ば~ばさま、お一人で頑張って来られましたね。
どうにかできないのだろうか・・・と思っていても、なかなかそういう情報って入って来ませんよね。
夫が身体障害者1級になった時は、病院のソーシャルワーカーさんがよくいろいろ相談に乗って下さり、お手伝いさんを頼む会社を紹介されたりしました(でも、お皿を割られたり、思うようにやってもらえなかったり、ストレスがたまるし、夫も料理が美味しくないというので、去年の9月で頼むの止めましたが)
その頃は、今に比べたら、夫も元気だったので、他には困った事はなかったのですが、最近は、歩くのが大変になっているので、家の中の段差も危ないし、階段からもそのうち落ちるかもしれません。
手すりをつける費用が出るとか聞いた事あるのですが、自分で積極的に調べないと詳しい事がわかりませんね。
ば~ばさまも、これからは、たまにはご自分のために病院に行かれたり、身体を休めたりして下さいね。
投稿: persian | 2011年10月21日 (金) 00時56分
応援を頂いている皆様
いつも温かなお心遣いを頂いて励みになっております、ありがとうございます。
りこぴー様
申請の時期って勧められないと判断・決心がし難いですが、相談する人が出来ただけで安心しますね。
MONA様
ここの受け持ち医はクリニックに診療に出向いているだけで往診には来ませんが、往診医とも顔馴染みなので連携がいいかなと。
でんぐりがえる様
ご心配をおかけしましたが、サポートを受けて私自身が一番安心できる気がします、ちゃんと整形外科に通いますね。
とらにゃん様
年齢が高いと癌そのものはさほど進行しませんが、日増しに衰弱していきます。
エイ様
サポートを受けて、気持ちも時間もゆとりが出来たら、夫の傍で背をさすっていて上げましょうね。
siawasekun様
毎日のご訪問、応援コメントに力を頂いておりますことに感謝致します。
ねりり様
気持ちにも時間にもゆとりが出来たら、夫の傍に座る刻を少しでも長くします。
やまがたん様
介護のプロにサポートして頂いて、夫にも気持ちよく過ごして欲しいですもの。
みどり様
認定があるのは知っていましたが、どの時点でという判断が出来ませんでした。
チーちゃん様
いろいろな人が出入りすることに抵抗があったのですが、頑張っても一人では無理な時期は来ますね。
過労死予備軍様
夫は思考が鮮明なので自分の体が思うようにならないツラサは、病気のツラサ以上にあるようです、でも私のためにもサポートはありがたいです。
persian様
自分が積極的に調べて動かないと相談する先も分かりませんね、これからは相談しながら遣っていきます。
投稿: ば~ば | 2011年10月21日 (金) 07時18分