奇跡の缶詰
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美味しく食べられることが健康の証、みんなの『美味しく食べたい』思いが続きますように。
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『奇跡の缶詰』もしくは『希望の缶詰』って聞いたことがおありでしょうか。
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3・11の東北大震災の直後、大津波に襲われて沿岸部の街や住居の殆どが壊滅状態になった漁業の町“石巻市”。
多くの命が津波の犠牲になりましたが、命からがら避難所に逃れた人々にも次の苦難が待っていました。
津波が引くまでの丸2日間、人々は避難所から出ることも出来ず、食料もなく、不安な夜を過ごしたそうです。
基地局も被災したか携帯電話も通じず、外部との連絡も断たれて本当に絶望感を味わったことでしょう。
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そんな避難所に届けられたのはたくさんの缶詰。
それらは、石巻で三陸の海の幸を缶詰に加工していた【木の屋石巻水産】から届いたもの。
缶詰にも津波の爪痕が残っていました。
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会社も工場も流された水産会社の社員たちは、工場の瓦礫を片付けている時に、瓦礫の下に大量の缶詰が埋まっていることに気付いたのです。
堆積した瓦礫や泥の中から取り出されたクジラ、サバ、サンマなどの缶詰は、社員たちの手で綺麗に洗われ避難所に届けられました。
その缶詰はどれだけ被災された方々の命の糧となり、元気の素、希望の灯りになったことでしょう。
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その後、ボランティァの方々の手助けで多量の缶詰が堀り出され、洗われて復興支援の一環として販売もされました。
包装が剥がれ、時には引っ掻き傷のある缶詰は、普段であればとても商品にならない状態です。
それでもこの発掘缶は各地で『奇跡の缶詰』『希望の缶詰』として、たくさんの人々が買って行きました。
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じつは、昨年の初夏に近くの道の駅で販売された時に、夫が「闘病中の私は何のお役にも立てないけれどせめて」と、サバとサンマを1缶ずつ買ったのです。
サバ缶は直ぐに食べましたが、その後に夫の容態悪化が続いて、サンマ缶が残っていました。
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今夜はそれを頂きます、希望・奇跡・復興…いろいろな祈りを込めて。
他には冷凍蚕豆と小海老の掻き揚げ、卵黄納豆、菜の花と油揚げの煮浸し、おから炊き。
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夫の思いに酬いるように、元気に生きて行きます。
どうぞ、変わらずに見守って頂けますようお願いします。
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改訂《ば~ばの食べ物事典》ご参考になれば幸甚。
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近くの子供会が小学校の校庭を借りて“どんど焼き”をすると聞いたので、見に行ってみました。 
そして、消防団が安全を見守る中、高く積み上げられた注連縄やお飾りなどに火が入れられます。
鎮火する頃には美味しく煮え上がったお汁粉が振舞われ、長い列が出来ました。




























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