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2013年5月 4日 (土)

ラスゲアード

notesmemo美味しく食べられ、小さな楽しみがある日々…『一病息災』で穏やかに優しく生きていきたい。

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“ラスゲアード(Rasugueado)”に嵌りこんでいます…コードを掻き鳴らすという奏法です。

掻き鳴らすと言っても騒々しい奏法ではなく、哀切の想いのタケが水面に漣のごと心揺らし涙腺を刺激します。

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Rimg0017_2一般的にはフラメンコ・ギター特有の奏法と思われているかと思いますが、かなり古くから撥弦楽器に使われている奏法です。

もちろんフラメンコ・ギターにとっても大変重要な奏法で、バロック時代(バロック・ギターでは欠かせない奏法)からとも言われます。

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私が、何故?、特に?、この奏法に惹かれるのかと考えてみました。

『津軽三味線』の“じょんから節”も、ある意味ではこの奏法だと思えるのです。

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私が自分で心に思う故郷は幼少から育った≪青森≫…。

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でも、生まれは中国(瀋陽)だし、結婚相手は茨城、人生の大半は東京での暮らしで、もう両親も夫も亡き根無し草。

そして、たぶんいま居る此処が終の住処になり、夫と同じ場所に葬られるれでしょう。

何の不満も無く、むしろ幸せとは思うのですが、何故か撥弦楽器を掻き鳴らすという奏法に胸が掻き毟られる切ないまでの泪浮かぶ想い。

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フラメンコは故郷を離れたヒターノ(ムーア人)コミュニティが、モリスコの歌舞音曲を取り入れて生まれた芸能だと言われます。

撥弦楽器を掻き鳴らすという行為は、打楽器を打ち続ける行為と似て、帰れない故郷…失いし故郷への切ないまでの想いでしょう。

故郷も失くなり、愛する人も亡くなり…縁る術を持たない者の感情の捌け口&表現&伝達なのかも知れません。

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津軽三味線CDはもちろん、ギター奏者のラスゲアードCDはかなり集めました。

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日本のギター奏者で好きなのは、沖仁さん&山田恵範さん…CDは殆ど漁りました。

他に“コレ!!”と言うお薦めのラスゲアード奏者のCDがあれば教えてください。

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ラスゲアードには私の故郷への思い、青春時代の思い、亡き夫への想い…胸を掻き毟る思いが凝縮されているような。

愛想に溺れ壊れていくような刹那の想いが、今の私のラスゲアード。

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強い思いで末期を生きた夫の思いに酬いるように、元気に生きて行きます。

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