病院との縁の変化
美味しく食べられ、小さな楽しみがある日々…『一病息災』で穏やかに優しく生きていきたい。
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夫が亡くなってから、病院の診察科と私との縁が不思議な流れで変わっていった気がします。
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夫が逝って真っ先に通い出したのが同じ大学病院の整形外科。
腰から膝にかけての痛みを我慢していたのを、夫が「早く診てもらいなさい」と気にしていましたから。
そして、そこで撮ったCT画像で脊柱管狭窄だと分かったのです。
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そのCT画像でさらに子宮に影が見つかり、女性診療科にも回されて骨盤内MRIを撮りました。
影は石灰化した子宮筋腫でとくに緊急性は無かったのですが、その画像から消化器の異常が見つかって。
今度は消化器内科にも通い出し、結腸と胃に変性細胞とポリープが見つかりました。
ここは半年ごとの内視鏡定期検査ですから、なにか変化が起きても早期発見&早期治療ですね。
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整形外科では、脊柱管狭窄との診断は出たものの、当初はその専門医が居なくて腰痛や関節痛の医師が診ていました。
どうしても専門医に診て欲しければ本院まで行くか、自分で通い易い専門医院を捜すか。
迷いながら半年ほど過ぎたら、脊柱管狭窄専門医が赴任してきて私はその医師に回されました。
なんかタイミングいいでしょ。
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そして、5/8の市民検診で左心房が肥大している様子が見られ、今度は紹介状を持っての循環器科診察。
15日には整形外科と循環器科を掛け持ち受診…1階の東端っこと2階の西端っこ、けっこう歩き&かなり待ちで疲れました。
左室肥大は肥満や高血圧が大きな要因らしいのですが、私は肥満も無く血圧もそんなに高くはないのです。
今後は脊柱管狭窄の痛み止め薬や、消化器科の消炎症薬など、薬の副作用も考慮に入れて定期的に心電図と造影検査をすることになるでしょう。
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そうして整形外科、消化器科、循環器科とのご縁が深くなる一方ではご縁が薄れた科も。
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8月に右足に大きな怪我をして外科に通い始めましたが、担当は夫の受け持ち医だったT医師。
秋にはそれまで変化を見せなかったお腹の粉瘤が急に化膿して切開摘出手術もして。
なかなか治る様子を見せなかった右足の瘢痕も、やっと少しずつ小さくなり「夏くらいにはもっと回復するよ」と言われたこの4月、T医師は遠方の関連病院に転勤。
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約2年9ヶ月続いたT医師との縁が切れました…夫の想い出も少し穏やかに変わってきた頃。
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外科入院病棟でも、夫の担当だったお二人の看護師さんが出産や病気で休職中ですし、外来でいつも処置をしてくれた看護師さんも産休に。
夫から私にとご縁が続いた外科の方たちは、私の回復を視るようにどなたも居なくなりました。
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今まではTさんの奥さんでしたが、これからはもう私個人・Tさんで診察です。
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強い思いで末期を生きた夫の思いに酬いるように、元気に生きて行きます。
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年齢と共に、過ぎゆく時を痛いほど感じます。
今では一期一会という言葉も身に沁みるようになりました。
老人ホームに行くと、次の時にも逢えることができるだろうかという事がふっと頭をよぎります。
投稿: MONA | 2013年5月16日 (木) 22時58分
病院は苦手です。
元気な時に行っても疲れます。
私はこの先もずっと定期検診に行かなくてはいけないのかな~?
私は手術していただいた先生がお亡くなりになったので、病院を移りました。
だからば~ばさんのように病院との深いつながりはできそうにありません。
投稿: MOM | 2013年5月16日 (木) 23時35分
「Tさんの奥さま」というまなざしは、安心感をくれますが、喪失感やさびしさを改めて感じさせることもあったのではないでしょうか......。
いろいろな人たちの風が感じられない病院。見なれているはずの場所が、知らない所のような気がするのではないかな、と案じています。
きちんと検査を受け、症状が軽いうちに対処なさるば〜ばさま。その方が、心身の負担が少ないんですよね...見習わなくては......
投稿: じゅんこ | 2013年5月18日 (土) 11時43分
応援を頂いている皆様
いつもありがとうございます、日々の活力にさせて頂いています。
MONA様、MOM様、じゅんこ様
コメントをありがとうございます。
24時間心電図計を付けたままやら細かい生活注意があって、自分の生活ペースが思いきり乱れた気がします…計器が付いてると外出も落ち着きません。
投稿: ば~ば | 2013年5月20日 (月) 20時01分