バッサリの快感
![]()
美味しく食べられ、小さな楽しみがある日々…『一病息災』で穏やかに優しく生きていきたい。
.
時間があれば、帯に鋏を入れて…バッサリの快感を味わっています。
つまりは二部式に作り直しているんですが。
.
ちょっと前に、着なくなった和服を下取りに出しましたが、中古だと何円、新古品(着ないで保管期間の長くなったもの)で数百円と。
たぶん帯も同じような査定でしょう。
だったら、惜しげなくスパッと鋏を入れてもいいかな~と考えていました。
.
年々に体力も握力も低下していくので、長い帯を結ぶのが辛くなって。
後ではもう綺麗に結べないので、前で結んで仮紐で抑えて後ろに回す…それでもお太鼓を作っている間にグズグズと緩んできます。
.
このままでは着物を着ることが億劫になり、最近作った着物まで新古品になってしまいそう。
.
.
まずは、一番高価な袋帯ほかを仕立て屋で、切らずに簡単に締められる作り帯にして貰いました。
でも、けっこうな直し代…それならば、と自分で遣ってみることに。
.
自分で作るなら切って二部式にした方がより簡単に結べるはず。
切らずに作るためには専用の材料も要りますが、二部式なら紐だけあればいいしね。
.
初めてのことなので、鋏を入れても後悔しない古さと元値の安かったものから挑戦。
左の2本は仕立て屋で直したもの、右の3本が私が直してみたもの。
下から順に初回はお太鼓の柄の出方に悩まない全通柄で、2本目と3本目は針の通り易そうな生地で。
何とかなりそうでしょ…というかなりました。
.
で、次に挑戦したのは、いつ急に使うことになるかもしれない喪装帯。
左が冬用と夏用の喪帯…だんだん慣れてきて高級帯にも鋏を入れてみました。
黒地に白い手描き薔薇の帯は、遊び心で“角出し”風にしてみたんだけど。
白地に墨掻きの薔薇の帯は“ひげ紬”ですが、生地が硬くて太い針が2本も折れました。
.
.
帯って、けっこう値が張って着物に近いくらい高価ですよね。
そんな帯にバッサリと鋏を入れる快感を味わったら嵌って、此処まで8本ほど一気に作り直しましたが。
.
いま、ちょっと「急がなくてもいいかな~」と手が止まってるのが、昨年から今年になって買った右から袷&単(すくい織)&羅の帯。
半幅帯はどう作り直していいか分からないし、ま、結ぶのにも然程の面倒が無いからこのままでも。
.
.
今年は夫用に買った大島男絣を私用に仕立てたり、衝動買いで紬も買ったし。
なんとか着る機会を増やさないと、また箪笥のコヤシになっちゃいます。
.
帯を二部式にしたので、面倒がらずに駅ビルでも何処でも和服で買い物に行こうかと思ってるの。
.
**************************
※コメントは非公開で保留の設定ですので、直ぐには反映されませんがご了承ください。
また、悪戯や悪意のコメントは削除させて頂きます。
.
また、“非公開で”の連絡や報告も書き込んでくださいね。
.
強い思いで末期を生きた夫の思いに酬いるように、元気に生きて行きます。
« 時鳥(ホトトギス) | トップページ | 花の命は短いけれど »
コメント
この記事へのコメントは終了しました。




もったいな~い。
切っちゃったんですか~。
前むすび用のベルトがあって、それを使うととても簡単に後ろに回すことができますよ。
私は後ろ結びをしていましたが、友人に誘われて講習会に行ってきました。
デパートの三分の一ほどの値段で、講習もしてもらえたのでラッキーでした。
いつか後ろに手を回せなくなった時のためにいいかなと思いました。
投稿: MOM | 2013年10月23日 (水) 14時35分
ば~ばさん 今晩は~~^^
わぁ~、凄い勇気~!
思い切りが必要と分かっていてもなかなか鋏を入れられずにいます。
なるほど~!
これで気軽にお着物を着ることが出来ますね^^@
ば~ばさんの着物姿は粋でとっても素敵ですもんね。
又、その姿を見せてください、楽しみにしてます。
投稿: チーちゃん | 2013年10月23日 (水) 22時47分
どの帯もシックで(こういう表現でいいのでしょうか??)すてきですね!
ば〜ばさまは、私よりひとまわりほど年長でしょうか.....。着物が暮らしに根づいておられたのでしょうね。母の世代は多くの方々がそうでしたが、段々その数が少なくなっていったように思います。
京都で生まれ育った母は、着物もお茶も暮らしの一部だったようで、大学生になった私に、「かなり遅くなったわね」とあせりながら、お茶と着付けを習わせてくれました。その時間は、きらいではありませんでしたが、あまり意欲的な生徒ではなく.....。それでも曲がりなりにも、ふたつとも下のレベルですが、免状をいただきました。。。
しかし、着物など日常生活にまったく根づいていないものでしたし、いまでもそうですので、タンスのこやしをながめながら、捨てるのはちょっと.....でも.....と思案すること、しばしばです。。。ふだんは、見ないように「開けずのとびら」にしているのですが。
いずれ、以前にご紹介なさったような服にしてみようと思っていますが、つけやすいように帯を作り替えるなんて思ってもみませんでした! 時々、街で和服姿の方をお見かけします。皆さん、背筋がぴんと伸びていて、凛とした雰囲気です。その方のお人柄、そして和服の為せるわざ、でしょうか。「すてき〜」と、失礼は承知で眼で追ってしまいます。いつか、ふだんに和服を着られたらいいなあ〜とは思いますが....
投稿: じゅんこ | 2013年10月24日 (木) 10時38分
わぁ~素敵な帯のコレクションですね。
さすがに、ハサミを入れる手が震えそうです。
これは、どんどん着ていただかなくてはもったいない。
日本に住んでいたら、私も欲しくなりますよ。
アメリカではインド人のサリーのように気軽に
着てはあるけません。ばーばさま、これからは
行動範囲が広がるかな?
投稿: みどり | 2013年10月24日 (木) 12時15分
いつもありがとうございます、台風の被害などに遭われる方がいらっしゃらないことを祈ります
コメントをありがとうございます。
そのくるっと回せるベルトも持っているんですが、何しろキュッときつく締められなくなりました。
。
だから前で結んで回しても、いつの間にか着崩れ…使わないほうが勿体ないので二部式に
コメントをありがとうございます。
二部式にしたらキッチリ巻けるし、お太鼓も出来てるので超簡単…高齢になっても大丈夫よ
。
コメントをありがとうございます。
タンスの中でも変色したりシミが出たり、売ってもただ同然なら鋏を入れるのも惜しくないと決心しました…使わないのが一番勿体ないですから。
。
父の趣味で4歳から琴・三味線を遣らされましたからね~、60歳代も残り少なくなりました
コメントをありがとうございます。
サリーやアオザイは着るのも楽ですが、和服を海外生活で着るには小物から後始末まで大変
。
投稿: ば~ば | 2013年10月26日 (土) 08時36分