夏は茗荷ご飯から
美味しく食べられ、小さな楽しみがある日々…『一病息災』で穏やかに優しく生きたい。
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この話の基はお釈迦様のなされた逸話から。
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“釈迦の弟子・槃特(はんとく)は物忘れがひどくて、自分の名前まで忘れる始末。
そこで釈迦は彼の首に名前を書いた札を下げました。
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彼は釈迦が書き与えたこの札を大切に、常に背負って精進に励んだそうです。
彼の死後、その墓所に生えた草を、人びとは名札を荷って修行した槃特に因み『茗荷』と呼んだ”と。
そこから、茗荷を食べると(槃特のように)物忘れ…の話が生まれたらしいの。
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茗荷に物忘れの成分が有るか無いかは別にして、不眠症や寝冷えの民間薬としては効用が知られています。
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茗荷は生姜科の多年生草本で、熱帯アジア原産。
原産国より、何処より、一番茗荷好きなのは日本人ではないでしょうか。
芽の香りがいいことから“芽香(めか)”とも呼びます。
地下茎から出た花の蕾を一般的に茗荷と言いますが、実は茗荷の子(花蕾)なの。
ヒョロッとした白い花が咲いてしまったら、香りも味も悪くなります。
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麺類、刺し身類などのほか、納豆や冷奴にも、薬味には欠かせない茗荷。
茗荷寿司や茗荷田楽などの“通”っぽい料理もいいですが『茗荷の炊き込みご飯』もなかなかイケるんですよ。
茗荷は米2合に大きいもの3個くらい(スーパーのだと1パック)、油揚げ1/2枚。
味付けは薄口醤油と塩・酒(麺つゆでもOK)、鰹だしをパラッと。
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トッピングは青シソ千切り or 白胡麻など…爽やかな香りと味わいで喉から夏入り。
お子ちゃまよりは大人向きの炊き込みご飯でーす。
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茗荷の季節ですか。
実は主人が何処でも土が見えれば何でも植える人で
茗荷もそこそこに植えてあり邪魔だったので
鉢に植えて日陰においたものに去年根元に白いヒョロヒョロした花が見えたので
掘ったら木の本数だけ採れましたが、今年も今木が伸びてきていますが
はたしてなるのでしょうか?です。
なったらこのご飯炊いてみます。
エンドウの写真も個別にアップしました。
投稿: みかん | 2015年6月 5日 (金) 12時54分
ちょうど茗荷があるのでぜひ作ってみます~。◠‿◠。✿
朗報ですね
今ニュースで「認知症を治す事ができる研究が結果を出し始めてる…」
という、嬉しいニュースをやってます
治る薬ができたらうれしいですね
期待しましょう~。◔‿◔。
投稿: time | 2015年6月 5日 (金) 18時04分
茗荷が出たら是非にお試しを~とても爽やか風味と仄かな甘味で食べ易いご飯です
観ました~TVニュース、希望が出ますね…。
“物忘れ”は逸話だけらしいので、安心して『茗荷飯』を炊いてまーす(むしろ不眠解消に期待)
投稿: ば~ば | 2015年6月 5日 (金) 18時44分
ば~ばさん こんにちは^^
茗荷の香り、夏が来たって思いますね。
夏には欠かせないです。
ご飯も美味しそう~☆
投稿: チーちゃん | 2015年6月 6日 (土) 10時30分
素麺には茗荷、合うよね~…茗荷ご飯はお酒好きの男性も好む炊き込みご飯ですよ
投稿: ば~ば | 2015年6月 6日 (土) 16時41分
7月になると、ミョウガが採れると思います。
ミョウガご飯つくってみますね。
(o^-^o)
投稿: MONA | 2015年6月 6日 (土) 22時27分
このご飯はぜひ一度は味わって欲しいです、茗荷が沢山採れますように
投稿: ば~ば | 2015年6月 7日 (日) 06時57分