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2015年7月29日 (水)

ドイツの辿った道

bomb美味しく食べられ、小さな楽しみがある日々…『一病息災』で穏やかに優しく生きたい。

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主権者無視、民衆の反対コールなど“聞く耳”持たない独裁政権。

与党が言う「平和のための積極的支援」の意味する“平和”ってイコール“戦争”。

つまりは紛争を抑える目的となれば、積極的に爆撃や射撃の殺戮もあると。

『戦争法案』が立法化された後の日本の道…その例を、アフガン戦争時のドイツに見ることが出来ます。

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ドイツは憲法解釈を変更して、2006年に米英支援のための軍隊を派兵しました。

主目的は「平和貢献の復興支援や治安活動」でしたが、激しい戦闘状態に武器の使用基準を拡大。

「自衛のために限らず、任務遂行のために武器使用を許可」と…活動はそのまま戦争に変わりました。

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アフガン戦争派兵でドイツ軍には、隊員が“殺される”危険と同時に相手国の民衆を“殺してしまう”危険もあったはず。

現に、検問警備中のドイツ兵の発砲で市民3人が死亡、その直後には誤爆()で140人余の民衆を犠牲にしました。

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この事件はドイツ国内で大きな社会問題になりました。

国民は激しい呵責の念に襲われ、アフガンからの撤退を求める世論が一気に強まったのです。

日本と同じ敗戦国ドイツは、二度と戦争による人殺しをしないことを誓って、米ソ冷戦後の派兵はNATO域内での国際貢献目的だけ。

アフガンに駐留を決めた段階では、タリバン兵を戦闘で殺さないように、まして民衆の犠牲者を出さないようにと活動していたのですが~。

でも、ドイツ軍は2009年9月4日、誤情報を鵜呑みにし()米軍機に依頼してロータリー車空爆による一般市民虐殺という最悪の行為を。

結果は米軍機のみならずドイツ軍にも加害責任が問われました。

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また、ドイツ軍の海外派兵時の犠牲者は、アフガニスタンでの55人、ボスニア・ヘルツェゴビナでの19人、コソボでの27人などなど。

また、1998年から2014年までの間に海外派遣兵士の自殺も22件に上る他、多くの負傷者やPTSDに苦しむ元兵士もいると言われます。

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このことは『戦争法案』立法後の日本の姿・道・事態を示しています。

  • 自衛官のトップだった元総合幕僚長は「戦死ゼロと言うことはあり得ない、1991年のペルシャ湾掃海時から問題は始まっていた」と。
  • 実際、アフガンには極秘で棺桶も持ち込まれたそうだし、「国民が『戦死』を冷静に受け止め、国はその弔い方を決めておくべき」と言うトップも居ます。
  • 隊員家族は「箝口令が敷かれているようで、家族にも本音を語りません」と不安を募らせ、また「人殺しはしたくない」と若い隊員から秘かに悩みを打ち明けられた元上官も。

戦闘危険地帯への派兵は、自衛隊員の戦死だけじゃなく、他国民を殺傷することもあるんです。

自衛隊員が海外派兵で他国民を殺したら“業務上過失致死”、自分が死んだら“殉職”って…それでイイの??

bomb『戦争法案』を廃案に!NO WARpunch

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また、悪戯や悪意のコメントは削除させて頂きます。

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コメント

総理の顔がテレビでアップになると、うんざりします。
なんだか自分に酔っているような気がしました。
頭(心?)の中を覗いてみたいです。

前にも書きましたが、友人の息子さんが去年の秋に自衛隊にはいりました。
休暇で帰ってきた時、お菓子を作って持っていくと喜んでくれる可愛い子です。
その頃はこんな話が出ていなかったので、「災害の時に自衛隊の人頑張ってるね。大変な仕事だけどがんばってね」って、今考えるとお気楽なこと言ってました。


[聞けわだつみの声」を読んで本当に泣けました
高校生ぐらいの時だったと思います
日本はそれから憲法九条に守られて戦争から遠くにいましたね
平和の素晴らしさは体験者ではありませんが私達世代は知っています
若い人達に伝えて行かなくてはいけないですよね、平和の素晴らしさを
無力な私達に何ができるでしょうか
声を枯らして叫び続けます「戦争反対!絶対反対!」

まったく、「復興支援」のための派兵のはずが、自らの身を守るだけで精一杯で、復興への貢献はほとんどなく、莫大な税金と多くの命を無駄にしただけで終わってしまいました。
当時から、ドイツ内では中東の専門家や一部の政党が派兵に大反対していたのですが、政府は耳を貸しませんでした、というか、NATOの関係で派兵せざるを得なかったという事情もあります。
アメリカもさすがに、この派兵は命と金ばかりかかると悟ったようで、やっと撤退にいたりました。
結論としては、長年にわたる派兵はアフガンや世界にほとんど平和貢献できませんでした。それどころか、敵をさらに増やしてしまい、事情はますます悪くなっていますね。
派兵中に通訳や使用人としてドイツ軍を手伝ったアフガン人が、ドイツ軍が去った今、タリバンから報復を受けています。

pencilMOM様
『殉死の覚悟』なんてしようと思って出来ることじゃないです、ご家族は気重で不安なことでしょうthink


penciltime様
政府は「かつての安保に比べたら反対の声は静かで大人しい」なんて馬鹿にしてますが、反対・廃案の声は老若男女に深く強く広まってますよねconfident


pencilSolar08様
NATOでもアメリカの単独覇権は終わりですね…軍事力の増強や軍備の拡大は悲劇の素、それらを使って平和への道をなんてありませんからthink

お暑ぅございます。

安倍政権のこと、国会で参考人として意見を述べた憲法学者の小林節さんが
「真面目に議論している中で空回りするのでイライラしていたが、確信犯のバカだと気づいた。国家の最高トップにブレーンがいないことは本当に怖い。あの空っぽな人たちが軍隊の突撃ラッパなんですよ」と言っています。

安倍さんは支持率が落ち、党内での人望もなさそうなのに強硬な姿勢を崩さないのは「60年安保のとき(のデモ)はあんなものではなかった」などという周りに煽られ、もともとの固執気質が増強されているのでしょう。危機の説明に火事の例えを繰り返すのもヤバさ全開に思えました。

アフガンにおけるドイツの戦死者数など、こういった場合の「想定内の犠牲」くらいにしか思っていないかもしれません。

pencilぬう様
首相交代は衆議院解散総選挙に持ち込まないと~現政権が負けを承知で国会解散するはずもなく、国民は“我儘お坊ちゃん”を選んでしまった後悔を…安倍首相は国民の恥ですthink

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