青少年の夢を潰す国
美味しく食べられ、小さな楽しみがある日々…『一病息災』で穏やかに優しく生きたい。
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アチコチの学校で卒業式が行われ、来月には新たな年度が始まります。
新入学や新入社の式典は、本来なら希望に溢れて晴れがましく輝かしかったはず。
昨今は新年度を暗く重い気持ちで迎える青少年が増えてるそうです。
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頑張って合格した学校に、入学金や授業料が納入できない or 制服や体操着&学用備品が買えないなどで入学式に出られない子。
また、高額の授業料が続かず、給食費や修学旅行積立が払えないなどで余儀なく退学の子も…親だって辛く切ないでしょうね。
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そして、奨学金を受けて何とか大学は卒業したのに、正規職採用は殆ど無く、奨学金(借金)の返済だけが重く残る若者も増えてるそうです。
返済がちょっとでも滞れば高率の利息を含む高額の延滞金、闇金融のような過酷な取り立てで生活苦に陥る若者も。
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政府は国公立学校の授業料値上げを公言しています。
また国立大学の縮小や、学部の廃止なども…学業の場が狭まります。
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ブログから話題沸騰した“保育所不足問題”にしても、政府が言うことと現実には大きなギャップがあり、待機児童解消には遠い遠い。
(因みに政府が言う待機児童とは認証保育園の入園待ち児童数で、認証外保育園にも入れない“隠れ待機児童”は数えられていません。
つまり待機児童は政府公表より格段に多いのです)
原発再稼働や戦地派兵には積極的な政府が、こと育児支援や教育支援には牛歩より遅いと言うか後ずさり気味。
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優遇減税でタップリ潤っている大企業が、その減税財源を青少年の育成に回すのならまだしも、その金は政治献金。
増税で国民から吸い上げた国費も、軍備費&米国への思い遣りに優先的に使われます。
国として遣るべきは戦争では無く、国民の平穏な生活&未来を担う青少年の育成でしょ
福祉ばかりか教育・育児関連の予算を次々削って、この国は何処へ向かおうとしてるのかしら?
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『未来を担う青少年には豊かな教育を受けさせたい』
それは親の願いだけでは無く、国としての責務であるはず~なのに、その場や機会を奪う政治。
子どもたちの夢や可能性を潰す…これは先進国の姿ではありません
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ば~ばさん おはよう^^
こういう事態が少子化を生んだりしますね
子も親も夢や希望が持てる国にして欲しいです。
昨日はぐったりしてましたが
今日は元気に目覚めました^^@
投稿: チーちゃん | 2016年3月23日 (水) 07時38分
育児、教育、就職や老後も何もかも不安な社会では家族を増やすのにも戸惑うでしょうね
投稿: ば~ば | 2016年3月23日 (水) 07時50分
本当に重大な問題です
学びたい子が学べない…教育への公的支出は世界最低レベルだそうですね
親にお尻を叩かれてあっちだこっちだと塾、家庭教師に囲まれてやっと大学に入った勉強に不向きな子供達が学歴社会を作り出している
質は落ちる一方です
学費の安い国立大学はは裕福な家庭の子供たちでいっぱい…と言う皮肉な現状です
子ども貧困大国日本…教育がまともに受けられない現状は野口英世の明治時代と何ら変わりませんね
何とか賢いリーダーが出てこないものかと願うばかりですが…
この人材の貧困さは教育の貧困に通じるものがありそうですね
優秀な種は根絶やしにされているんですよ…きっと…
投稿: time | 2016年3月23日 (水) 07時57分
家庭教師だ塾だと金をかけた富裕層の子が国立大を出て官僚や国会議員に、貧困など想像もつかない「富裕者の富裕者による富裕者のための社会」を続けていく…日本版カースト制
投稿: ば~ば | 2016年3月23日 (水) 08時35分
「保育園落ちた。日本死ね!」の答弁に、いかに政策が現実に即していないかが表れていましたね。
本当に空々しい!
投稿: MONA | 2016年3月23日 (水) 22時06分
国会議員の中には、お子さんを保育園に入園させるのに困った人はいないのでしょうか?
しょせん他人ごとなんですよね。
投稿: MOM | 2016年3月23日 (水) 22時17分
少子化解消と言いながら、出産~育児~教育などの政府支援が疎か過ぎですね
先進国の中で、子育て教育予算が極めて低い日本…子は国の未来なのに
投稿: ば~ば | 2016年3月24日 (木) 08時00分