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2016年11月 7日 (月)

菊花のトロッネバ

maple美味しく食べられ、小さな楽しみがある日々…『一病息災』で穏やかに優しく生きたい。

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短い秋でした、今日は『立冬』…寒さへの覚悟しとかなきゃ

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食用の菊花の食感が大好きです。

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春の日本では春の桜と並び、秋を代表する花が菊。

原産は中国で、奈良時代に日本に持ち込まれたと言われます。

平安時代でも菊はまだ珍しい花で、貴族社会では延命長寿の薬草とされ、重陽の節句(旧暦9/9)には酒に浮かべて飲み干したとか。

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華やかな花は太陽にも喩えられ、『日章』と呼ばれて高貴な花=百草の王とされました。

皇室のご紋章となっていて、明治2年8月24日以後は一般人が家紋や商標に使うことを禁止。

因みに、皇室ご紋章の菊は十六葉八重表菊です。

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菊の花の観賞が一般的になったのは、鎌倉時代頃からで、江戸時代には品種改良が盛んになり、菊人形や展示会などで、菊の美しさを競い合うようになりました。

そうなると、花の丹精に夢中になるあまり仕事を忘れる愛好者が続出…『菊作りは、罪作り』と言う諺まで出来たんです。

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どの菊も一応は食べられますが、食用として改良され栽培されたものは“甘菊”と呼ばれ苦味がなく花弁も厚くいい香り。

青森産の阿房宮(八重黄菊)、山形や新潟産の延命菊(淡紫菊)&モッテノホカなどが有名ですね。

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生花の他、蒸して平らにし干した“菊のり”にして出回っています。

菊の葉は天婦羅に、花はお浸し、酢の物、天婦羅、和え物、汁の実、菊飯や菊粥などにします。

花弁をサッと茹で、胡瓜や長芋、エノキ茸、メカブなどと三杯酢で和えたネバトロ抜群の惣菜。

Photo_3

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花を焼酎に漬けた薬酒は、眩暈、頭痛に効果があるそうです。

菊花は香りのいい風雅な食材ですね。

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コメント

相変わらず体に良さそうなお料理ですね。
我が家の食卓には絶対に登場しないような珍しいお料理です。
私がもし一人になったら、こんなに手間のかかるものは作らないような気がします。
白いごはんさえあれば幸せですから。

ネバトロ、美味しそう~^^@
先日行ったそば屋さんで
”もってのほか”のお浸しが出ました。
季節感たっぷりの香りと色どり
大好きです^^@

pencilMOM様
刻んで和えただけで「手間」なんてかけてませんよ、こんな酢の物が大好きですsmile

pencilチーちゃん様
菊花のお浸しは香りや食感がイイですよね~、今日は立冬、短かい秋でしたねhappy01

出羽三山に登った時、羽黒山斎館に泊まり、はじめて食べたのがモッテノホカでした。以来、山の思い出とともに 食卓に出ることもあります。

菊枕という季語を思い出しました。
「白妙の菊の枕をぬひ上げし」 
杉田久米は外出の旅に白菊を摘んで菊枕を作り、師である高浜虚子に贈り
「初夢の間に合ひにける菊枕」
と高浜虚子は礼状に書いて久米に句を贈っています。

菊の花弁が着いた料理、最初に見た時は飾り物だと思い横に避け食べなかった事を思い出します。 (笑)
菊の由来や謂れなど、勉強になりました。

明後日から急激に冷え込んでくるとか・・。
寒いのは苦手なので困りますが・・お互いに風邪を引かないように頑張りましょう !

pencilhikobae様
俳句もされていらっしゃるの?、多趣味ですね~スバラシイです…菊花の食感と香りは気持ちまで爽やかにしてくれますhappy01


pencilyasu様
食用菊の花弁はお浸しや酢の物に葉は天麩羅にして食べますが、薬用食なんだけどオイシイので頻繁に食べてます…悪酔い予防にもねsmile

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