打ち豆で炊き込み飯
美味しく食べられ、小さな楽しみがある日々…『一病息災』で穏やかに優しく生きたい
.
節分には、あちらこちらで「福は内、鬼は外」の声が聞かれた?でしょうか
我が家周辺は…シーン、昔のように窓を開けて豆撒きする家庭は無いようです
.
この豆撒きの掛声にもいろいろありますね
津軽の一地域では、昔、鬼に村を救って貰ったという伝説があり、以来「福は内、鬼も内」と豆撒きをするんですって
成田山・新勝寺では「福は内、福は内」で、鬼は登場しないそうです
九鬼氏に因んだ神社では、鬼を追い出すなんてとんでもないと「鬼は内、鬼は内」と呼び込むと
京都の商家は「大荷(おおに)は内」で豆撒き
私の場合は「福は家の内、豆は腹の内」で、撒くより食べるほうかしら
.
この豆撒き、または豆打ちと呼ばれる立春前夜の行事は、元は、散米(さんまい)、うちまきと名づけられた神事儀礼から変形したもの
儀式が民間に伝播していくうちに、節分祭の豆撒き行事として完成されたと思われます
.
日本民族にとっては、米や豆はとりわけ重要な作物=二千年来の“民族食”で、和食の土台・根幹です
古代人は豆に《魔滅》《霊芽(まめ)》の文字を当て、魔滅=病魔退散&霊芽=生命力強化の祈りを込めたと言います
.
日本で最古の医学書『医心方』(平安中期)には、「鬼毒を治し、病みを止め、むくみをおさめ、胃弱や食中毒を除き、五臓を軽くする」と、大豆の素晴らしさを絶賛
除災招福を願う、追儺(ついな)鬼追いの儀式と、散米(さんまい)の神事とがミックスして生まれた“節分祭”
.
豆撒きの後には、年齢+1個の数のまめを食べると「無病息災=まめ」に長生き…と言われますが
さぁて、この年齢になると硬い大豆をそんなに食べたら胃痛が起きそう
.
と言うことで、豆撒き用の“打ち豆”は、そのまま食べずに炊き込みご飯
打ち豆はもう1度煎り直せば香ばしさが倍増
洗った米に打ち豆と昆布を乗せ、酒と醤油を加えた水で普通に炊き上げます
※打ち豆は硬くて消化に悪いですが、こうして炊くと柔らかくなって美味しく食べられます
.
****************************
※悪戯や悪意のコメント、記事と無関係の書き込みなどは削除させて頂きます
« 恵方巻き | トップページ | 豚肉胡麻塗し揚げ »
コメント
« 恵方巻き | トップページ | 豚肉胡麻塗し揚げ »
香ばしいお豆がたくさん入って、美味しそうです。
真似しようかな・・・
福豆は生協に頼んであったと思うのに? 当日無いのに気がつきました。
そういえば、大雪で配送の荷が届かないので、常温品が全て欠品になったことがあり、何が届かなかったか?確認してませんでした。
私も撒くわけではなく、食べるためでした。
豆まきの掛け声が こんなに色々あったとは驚きです。
我が家はどれにする?
撒かないのだから、関係ないね~
投稿: hikobae | 2018年2月 6日 (火) 16時03分
豆撒きをするでもないのに、つい打ち豆を買ってしまいます…ツマミ食いしても美味しいのですが炊き込みご飯にすると歳の数分なんてヘイッチャラ、イソフラボンもたっぷり摂れます
投稿: ば~ば | 2018年2月 6日 (火) 16時24分
リアルな豆撒きはしませんでした
顎の関節のかみ合わせが悪いのかあまり堅いのは自粛していますので
お豆は買いませんでした、ピーナッツぐらいです…*´◡`
でも、テレビを見ながらお相撲さんの豆撒きに合わせてエアー豆撒きをしました…꒰ღ˘◡˘ற꒱
ば~ばさま地方では積雪事情はどうですか?
日本海側の豪雪…凄いですね…
海辺の町は寒いですが雪はちらつく程度で…ちょっと期待外れなのです…が…。◔‸◔。
あの雪を見ると申し訳なくて、そんなこと言えませんね
立春寒波はまだまだだそうですよ…お互いに気をつけましょうね
この豆ごはんお醤油味なんですか?
香ばしそうな色ですね~美味しそうですねえ~♥♬
投稿: time | 2018年2月 6日 (火) 19時01分
豆ご飯美味しそうですね。
我が家は子どもたちが成人してから豆まきをしなくなりました。
夫と二人では今ひとつ盛り上がりに欠けます。
豆まきをしても誰も食べないので、もったいないという思いもあります。
高齢化の進むご近所からも「福わうち~」の声は聞こえてきません。
1本何千円もする恵方巻きが売れるそうですが、もったいなくて買えません。
投稿: MOM | 2018年2月 6日 (火) 22時41分
ワンコ達がいた時には、一大イベントでした。
ワンコ達が鬼のお面を首につけ、子どもたちが豆を撒くの。
もう大喜びで、豆を食べていました。
懐かしいなぁ~ あの頃・・
投稿: MONA | 2018年2月 6日 (火) 23時11分
独りで豆撒きしても虚しい気がして、でも炒り豆の香ばしさが好きで少し買いました
撒くのは腹の中~と言っても食べ切れないしで惣菜や炊き込みご飯に使います
私の地方?、郷里は今年は例年の数倍とか、現住地は先日の積雪が日陰に少し残ってます
豆撒きはしないけれど、香ばしい炒り豆は好きで摘んだり惣菜に炊き込みご飯にと使います
子どもが居ないと豆撒きは盛り上がりませんね~せいぜいお腹の中に豆撒きして終わりです
投稿: ば~ば | 2018年2月 7日 (水) 06時28分
昔から伝わる伝統行事、遙か昔の懐かしい思い出として残っている程度でしたが、最近、孫が幼稚園に通い出してからお面を作って来たようです。
鬼に成りすました立ち振る舞いがビデオで送られてきましたが、迫力不足の鬼さんでした。(笑)
投稿: yasu | 2018年2月 7日 (水) 09時14分
子育てが終わると豆撒きも縁遠い行事になりますが、お孫さんの成長で思い出が蘇りますね
投稿: ば~ば | 2018年2月 7日 (水) 09時36分