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2018年4月10日 (火)

吟遊詩人にはなれず

美味しく食べられ、小さな楽しみがある日々…『一病息災』で穏やかに優しく生きたい

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Photo毎週1度、ご近所の眼がご不自由な方のお宅を訪問しています

その方の視界は濃い靄の中だとか

ボンヤリと形の認識は出来ても、文字などはまるで読める状態ではないそうです

それはメガネなどでは矯正できないのですって

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私がその方の元をお訪ねするきっかけはボランティア仲間のKさん

今年初め詩がお好きと言うその方に私の詩を2篇ほど読んで差し上げたそうです

そうしたら「どんな方が書かれたのかしら」と私に興味を持たれたんですって

たまたまお住まいも近いことから、Kさんが私を紹介

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その方、Nさんは80歳を超えておられますが「うんと若い頃、まだ何とか文字が読めた時代があったの

詩が好きで、いろんな方の詩集も読んだし、拙いながら自分でも書きました」

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そこから話が進んで、週に1度ほど私が自作詩を読んで差し上げることに

お訪ねした日は、先ずはNさんにその日のご気分や想いを伺うお喋りから

その中で、私の詩集やノートから「今日はこれがいいかしら?」と思うものを選びます

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中世ヨーロッパでは詩は読むと言うより吟じるものだったようで『吟遊詩人』と呼ばれる人たちが居ました

吟遊詩人には2タイプあり、詩を吟じながら各地を周り歩く“放浪詩人”と宮廷になどに召し抱えられる“宮廷詩人”です

マ、今風に言えばシンガーソングライターでしょうか

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私は自作の詩でさえ歌うように吟じることは出来ないので、せめて抑揚で感情が伝わるようにと努めて詠みますが

それでも喜んで頂けて…と言うか、詩と無縁の世間話が喜んで頂けて~

思うに、お喋りのお相手をすることの方が喜んで頂けると察しました

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「お好きな詩人の詩も読みますから仰ってね」と提案し、この頃はNさんの読んで欲しい詩も捜して持って行きます

そして、詩の話から世間話に移っていく頃、Nさんに詩を聴くのとは違う活き活きした表情を感じます

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頼まれている趣旨から逸れてもいい、「詩を読むことは口実で、世間話でいいわ」

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※悪戯や悪意のコメント、記事と無関係の書き込みなどは削除させて頂きます

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コメント

 ば〜ばさんは表現することが
好きなんですね〜♪

 俳句や短歌でなく、詩ポエムというのが
凄いと思います(^^♪

 ば〜ばさんの詩に触れた方が
共感し生き生きとされているなんて
素敵です☆

 自分も何がしかで、そんな存在に
なりたいな〜〜(*´ω`)

ガラクタ様
ガラクタさんも表現者じゃないですか、その方法(手段)は其々でも想いを伝える気持ちは同じ

詩を読むのは好きでしたが、書くのは苦手でした(今もですが)。
大好きな詩のお話もですが、世間話はまた楽しですね。
絵本が好きなので絵本の読み聞かせのボランティアに応募してみようかと思ったことがあるのですが、色々あって断念しました。

せいぜい近所の高齢者の方と楽しくおしゃべりすることにします。

目のご不自由な方は、健常者には分からない辛さがあると思います。
健常者にとってはあたり前の事があたりまえではないんですね。
でもば~ばさんは手を差し伸べられ自分の詩を読んで聞かせてあげる、また毎週訪問されるなんて素晴しい事だと思います。 尊敬しちゃいます。 頑張って続けて下さいね。 

ばーば様、素晴らしいですね! 
ご自分の詩を聴かせて差し上げることができるなんて。
詩から、様々なおはなしに移り、また発展していきそうです。
きっと、ばーば様の日々も輝きを増すのではないかしら?

そんな素敵な事なさっていらしたんですね~(ღˇ◡ˇ*)♡
目がご不自由なんて…障害の中でもお辛いと思います
だって、見えることが基本ですもの
本を読むこともテレビを見ることも、何か作る事もその楽しみを奪われたら…
考えただけでも切ないですね
一週間に一度のご訪問首を長くして待ってらっしゃるでしょう
そして好きな詩を読んでいただけるなんて、どんなに満たされるでしょうか
そしてば~ばさまから聞く外の情報の楽しさもね…
ば~ばさまらしい…とても、尊敬します…ღღ'ᴗ'

MOM様
高齢でお体にご不自由のある方は外出も侭なりません、お喋りする機会も無くなりますものね


yasu様
最初は隔週の約束だったのですが、お訪ねすると本当に喜んでくださるのでお喋りだけでもと


MONA様
話し相手で喜んで頂けることは嬉しいですね~私もいろんな話を聴いてくれる人が欲しい本音


time様
詩を読む以外は、お喋りでは相手の方の聞き役になっています…外出が侭ならないストレスが少しでも発散できるようにと
でも、私自身も引き籠りに近い高齢者なので、時には私が悩みや愚痴をこぼせる相手が欲しいと思います…そんな友人が二人とも去年逝ってしまったんですもの

素敵なことをなさっていらっしゃるんですね。
ますます 尊敬しちゃいます。
他人様に喜んでいただけると、ご自身も良い気持ちになれる事と思います。

ボランティアに興味はあるのですが・・・
自分の聴こえが悪くて、コミュニケーション不足の状態なので躊躇ってしまいます。

hikobae様
独りで出不精だと私自身が引き籠り状態、お誘いがある事は私自身の環境改善にもなります

おはよう^^
素敵なお話です
目や耳の不自由な方が知り合いにいるのですが
難しい事です・・・
ば~ばさんの詩、温かいですもんね^^
その方はば~ばさんがいらっしゃる日を心待ちされてる事でしょう
朝から清々しい気持にさせていただきました^^@

チーちゃん様
私の知人も耳がご不自由で、手話を学びましたが覚えきれず…メールを使ってお喋りします

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