美味しく食べられ、小さな楽しみがある日々…『一病息災』で穏やかに優しく生きたい
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スーパーの“駅弁祭り”で買ってきた、奈良吉野に伝わる【柿の葉寿司】
季節感ある牡蠣や蟹のお弁当にしようと思って出かけたのですが・・・
牡蠣はかなりの頻度で食べているし、蟹も・・・で、ふと惹かれたのが【柿の葉寿司】
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熊野~吉野~橿原を結ぶ街道は[鯖街道]と呼ばれていました
熊野灘の鯖は浜塩を振られて、峠や谷川を越えて山奥の村々に運ばれ、村人はその貴重な塩鯖を薄く切ってご飯に乗せて山柿の葉に包んで桶に並べて重石を乗せ熟成保存・・・祭礼の日のご馳走にしたと伝えられます
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柿の葉に食べ物を包んだり巻いたりすることは、伝統的な保存技術として伝わっています
柿の葉には殺菌効果があるといわれ季節で違いはあっても数日程度の保存に適するのだと
更には、柿の葉に包むことによって柿の葉の香りが寿司に移り、風味も良くなりますね
そして、その柿の葉はやわらかくするためや殺菌効果を高めるために塩漬けにする場合が
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柿の葉寿司の工程を知ると、酢は使われていないのですね
ご飯は塩気のある魚と共に重石で漬け込まれて、発酵しています
つまり私の大好きな北国の『飯寿司』、正月に食した滋賀の『鮒寿司』も同じかも~
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美味しく食べられ、小さな楽しみがある日々…『一病息災』で穏やかに優しく生きたい
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今日2/3日は【節分】ですね~・・・今年は「福は内、鬼は外」の声が聞かれるでしょうか
私の個人的な思いは「コロナ消えろー!!」かな?、いま一番の👹ですものね~・・・
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実は、この豆撒きの掛声にもいろいろあるようです
津軽のある地域では、昔、鬼に村を救って貰ったという伝説があり、以来「福は内、鬼も内」と
成田山・新勝寺では「福は内、福は内」で、鬼は登場しないようです
九鬼氏に因んだ神社は、鬼を追い出すなんてとんでもないと「鬼は内、鬼は内」と呼び込みます
京都の商家は「大荷(おおに)は内」で豆撒き・・・商売繁盛(*⌒▽⌒*)
私の場合は「福はうち、豆もうち」で、撒くより食べる方かもね
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除災招福を願う追儺(ついな)鬼追いの儀式と散米(さんまい)の神事とがミックスした“節分祭”
豆撒きのあと年齢分+1個の豆を食べると「無病息災=まめ」に長生き・・・と言われますが
さて、この年齢になると、硬い大豆をそんなに食べたら、かえって胃痛になりそうなんですがー
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と言うことで、豆撒き用の“打ち豆”は、撒かずに炊き込みご飯にしましょう
❤大豆ご飯(3~4人分)
※打ち豆は硬くて消化に悪いですが、こうして炊くと柔らかくなって美味しく食べられますね
明日は是非『大豆ご飯』に(写真は夫が元気だった頃に炊いたものです)
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明けましておめでとうございます
旧年中のご厚志に感謝し、本年も宜しくお付き合いのほど、誠心よりお願い申し上げます
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今年も私の正月は家族皆で集まれない・集まらないと決めた独り正月です
干支は【寅(とら)】、コロナが収束して皆に【冨久(福)】が来ますように『トラフグ』の独り鍋
別注の【お一人様おせち】も今ではMy定番、ゆっくり吞んで食べて際限なく“Free time”
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皆々様、ご家族&ご友人の方々、どうぞドナタ様にも平穏な日々が続きますように🙏
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今年の十五夜は9/21日、十五夜と言っても9/15日ではないんですね~
十五夜は“仲秋(中秋)の名月”と言われます・・・「中秋」は秋の中日を意味し旧暦8月15日のみですが、いまの暦では年によって日が異なります
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十五夜のお月様に供えるのは地域によって若干の違いはありますが、定番は「月見団子とススキ」
十五夜は「芋名月」とも呼ばれ、里芋や薩摩芋などの芋類を供える地域があります🎑
これは稲作以前に里芋などの芋類を主食としていた頃、収穫物である里芋を供えていた名残と言われます
いまでも十五夜に小さく丸めた団子を供える理由は、里芋に形を似せているためでしょう
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その後、稲作が始まりましたが、十五夜の頃の稲穂はまだ実る前なので穂の出たススキを稲穂に見立てて飾ったと言われています
また、ススキの茎は中空なので神様の拠所になると信じられ、茎の鋭い切り口は魔除けになるとも
地域によってはお月見に飾ったススキは悪霊や災いなどから収穫物を守り、翌年の豊作を願う意味で捨てず、庭や水田に立てたり、軒先に吊ったりする風習が残っているそうです
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お供えは他にもその土地で収穫される作物や果物など・・・そして、供えた物は後で皆で食します
お供え物を体に摂り入れることにより、健康や幸せを頂くことができると考えられています(/-o-)/
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来週はお月見団子🍡の代わりに、お彼岸の“おはぎ”を供えてもイイのかしら🎑
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いまの社会状況では“何とかの日”なんて言うのも後ろめたいですが、逆に甘いモノでも食べないと気が沈む一方
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4/4日は『どら焼きの日』ですが、な~んでか (ღ˘‸˘)?☝
ヒントは3/3日の「桃の節句」と5/5日の「端午の節句」にはさまれた日だから
間にはさむのは餡子(?)で、どら焼き(๑´ლ`๑)フフ♡
制定したのはどら焼きの製造販売を手がける鳥取県米子市の丸京製菓株式会社
日付には4と4で「みんなで食べて、みんなで幸せ(4合わせ)」との意味もあるんですって
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その「どら焼き」 ですが、どら焼きの名は一般に形が打楽器の銅鑼(どら)に似ていることからついたという説が有力
また、武蔵坊弁慶が手傷を負った際民家にて治療を受け、そのお礼に小麦粉を水で溶いて薄く伸ばしたものを熱した銅鑼に引き丸く焼いた生地であんこを包み振舞ったことが起源という異説もあります
この他にも多くの異説や俗説がありどれが正解かは一概に言えないのですが、いずれも銅鑼に関係している話が多いようです
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江戸期のどら焼きは皮を一枚だけ用いて端の部分を折りたたんだため四角くて片面の中央はあんこがむき出しであったと言います
現在のキンツバに良く似たものかと考えられているんです
今では当たり前になっている二枚のカステラ風の生地で挟む形は大正3年(1914年)創業の上野の和菓子屋「うさぎや」にて考案され、全国に広まったそうです
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また、この日は『あんぱんの日』にもなっています
餡子つながり(?)というわけではないようで、1875年(明治8年)4/4日に木村屋の初代・安兵衛が明治天皇に初めてあんぱんを献上したから
この時に桜の花びらの塩漬けを埋め込んだあんぱんが誕生
その史実から株式会社木村屋総本店が制定しました
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我が家の近所のパン屋には桜の時季限定のこんな可愛いあんぱんもあります
でも、今年は東京の満開が早かったので~ちょっとタイミングが ʅ(‾◡◝)ʃ
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今日3月20日は『春分の日』春彼岸の中日ですღღ'ᴗ'
彼岸(ひがん)とは極楽浄土のことで、私たちが生きているこの世界のことは此岸(しがん)と
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なぜ春分or秋分の日を彼岸の中日と決めたのか?
春分や秋分の日は昼と夜の長さが同じになり太陽が極楽浄土があるとされる真西に沈むからと言われます
そこで、この日に彼岸に行ってしまった先祖を供養し、いずれは自分もちゃんと彼岸にいけるように祈るのですって
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彼岸のお墓参りには線香やお花のほかに春は『牡丹餅』、秋は『お萩』を用意する習慣もあります
同じ作り方なのに春には春の花『牡丹餅』と呼ばれ、秋には秋の花『お萩』と呼ばれるんですね
基本的には春彼岸の牡丹餅は牡丹の花びらの絹のような質感を模して“漉し餡”で
秋彼岸のお萩は萩の花に見立てて“粒餡”でとか…
季節の花に喩えるのが日本の面白い心…いや風情(ღˇ◡ˇ*)♡
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この彼岸餅の中身、餡に包むのは半殺し
何とも物騒な言葉ですが、ご飯(餅米に粳米を混ぜて炊きますが、その割合は地方により若干違います)を擂鉢に入れ擂り粉木棒などで潰したものを言うそうで
ご飯を擂り粉木で軽く潰す=ご飯を半殺しにすると(*☉д☉)☞
この言葉は伝説の安達ヶ原に住んでいたとされる《山姥》に怯えていた旅人が、その夜泊まった宿の主人が「明日の朝は“半殺し”がよかべぇ」と言うのを聞いて逃げ出した…との話に出てきます
“半殺し”のご飯に煮た小豆などを塗して提供するのは貧しい農村部の田舎宿では最大級のもてなしだったでしょうにね~
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この“半殺し”を卵型に丸め、小豆餡・白隠元餡・豌豆餡などの餡を塗したものは、いまでは春や秋の彼岸のスーパー店頭に欠かせない商品かも
実は私、夫の仙台赴任中に覚えた枝豆を擂り潰した“ズンダ”を塗したのが好きで~*´ڡ`*
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もうじき今年も終わりますね
1年を締めくくるのは『除夜の鐘』ですが、これを突き始める時間や撞く鐘の数をご存知かしら
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電波映像のお蔭で私達は好きな場所で好きな格好で全国の有名寺院の除夜の鐘が聞けます
除夜と言うのは除日(旧年を取り去る日)の夜という意、つまりは大晦日の夜のこと
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寺院には、朝夕に鳴らす梵鐘(釣鐘・大鐘)と、集合用に鳴らす喚鐘(小鐘)があります
本来は朝(暁鐘)、夕(晩鐘)ともに108声を打ち鳴らすのですが昨今はいろいろな問題もあり、平常どちらも18声に止めているそうです
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鐘声の108声という数は人間の煩悩の数と言われています
さて、なぜ煩悩は108なのか…私なぞ108で済まないほど煩悩だらけかと思うのですが
人間の六根(眼・鼻・耳・舌・身・意)から生じる感覚(境)に好・悪・平なる三つの感情が働いたら=6×3
6×3=18の煩悩に、さらに苦・楽(捨)という感情が働き誘発した18×2
18×2=36の煩悩、それに過去・現在・未来の三世をかけると=36×3
36×3=108煩悩になるのだそうです
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除夜の鐘は大晦日の夜に限り夜半から108声を撞きますが、107声は旧年中に撞き最後の1声は新年に撞くのが習いだそうです
明晩はユックリ、ユッタリと除夜の鐘が聴けるといいですね
皆様、この1年もお付き合い頂きましてありがとうございます
どうぞ佳いお年越をされますように
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今日は「土用の丑の日」、今年はこの1回だけです
土用の丑とは、立秋前の18日間の土用のうち丑にあたる日のことで、年によっては2回あることも
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この日には、昔から「う」のつくものを食べると精が付くと言われ鰻や牛肉がもてはやされてきました
特に、牛肉は昨今のことですが鰻を食べる歴史は江戸時代からです
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土用の頃は海や山が荒れます…そして、人間の体調も乱れます(ღ˘◠˘)~
だからスタミナを付けましょう、と…そこから夏のスタミナ維持には『鰻』とは万葉の昔から認められ、奨められてきました
それを広く大衆にまで広めたのが、あの有名な医師・平賀源内
贔屓の鰻屋が夏の熱さで売れ行き不振で困っていると聞き、《土用・丑(うし)の日は頭に“う”の付く食べ物を》と書いて軒に貼らせたんです
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当時は四ッ足禁制・・・なれば牛と言う事は無いので、“う”と書いて鰻屋に張り出せば誰だって鰻と思い込むはず
まして当時の鰻は、オカズと言う以上に薬の意味があったのですもの
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仕掛けは大当たり、年に一度くらいの贅沢はって江戸っ子の心を捉え大ヒット(^^)☝
『女房を質に措いても初鰹』と同じ意気込みで、『土用の丑の日は鰻』を食わなきゃ江戸っ子が廃るって鰻屋に
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天然鰻は、胸鰭のところがちょっと黄色味を帯びていて『胸黄=ムナギ』が訛って鰻になったと言われます
鰻を蒲焼用に開く時、関東は背開き、関西は腹開きにするのは広く知られていますが、その訳は?
これは、江戸は武士優先社会、腹を切る(切腹)は縁起が悪いと忌み嫌ったからなんです
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蒲焼の調理も、関東では蒸して脂を抜いてからタレで焼くので箸ですぐに切れるほど柔らかい仕上がり
関西では串を打って素(しら)焼きにしタレで仕上げるので歯応えも残ると、食感的にかなり違います
どちらの焼き方でも鰻には良質の蛋白質と脂肪、ビタミンA・Eが豊富で、体力回復にはもってこいなのは同じ
だから、暑い盛りの滋養補給に『土用の丑の日には鰻』の習慣が続いているのでしょう *´ڡ`*
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ただ、近年は国内産の稚魚の漁獲量がめっきり減って、まさにウナギ稚魚の卸値は“ウナギ上り”
さらには『割き3年、串打ち8年、焼き一生』とウナギ職人が座右の銘にしている修業に付いていけない若者が増え職人不足
「鰻喰いたし値は高し」で庶民の食卓からは遠ざかる一方、ナマズやサケを鰻の代替えとした蒲焼が出てきました
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先日に穴子を食べたので「今夏は鰻はガマン」と意を固めてスーパーに行ったのに
年に一度の贅沢…夫が固形物を口に出来た最後に「鰻は食べられそう」と一箸は口にした想い出が
魚介や肉類は仏壇には供えないモノでしょうが、その思い出で鰻を買っちゃいました
お昼には温めて供えます… ღღ'ᴗ' (食べるのは私だけど_(^^;)ゞ)
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